韓国で選挙戦本格スタート カギ握るのは過去に“たまねぎ男”の呼び名つけられたチョ・グク氏の“新党”「国民生活と福祉を回復する契機に」 03-28 18:36
日立造船・過労自殺、遺族に「事故で労災」要請…防犯カメラ映像を提出せず 03-28 18:34
日鉄呉跡地「防衛拠点整備案」 4者が初協議 広島県玉井副知事「地元への影響がわからない」説明求める 03-28 18:34
水原氏の騒動、大谷翔平の声明に米殿堂コラムニスト「合点がいかない」 指摘した違和感「勝者はいない」 03-28 18:34
東京電力 処理水の海洋放出に伴う賠償支払い 前月から18億円増え合計61億円に上る 03-28 18:30
全5チームが「負け越し」危機?メジャーリーグの2024シーズンをプレビュー【ア・リーグ中地区 編】 03-28 18:30
東京駅「ちいかわらんど」で残高不足のハチワレとご対面!なのに痛恨のミスを犯してしまった…!!! 03-28 18:34
「ハードスケジュールの中で異常だ」遠藤航の貢献度を英大手メディアが絶賛!“影響力”の凄さを示すスタッツとは?「プレミアの選手で最も少ない」 03-28 18:29
【交通情報】中国自動車道上り 新見ー北房間 緊急工事のため通行止【28日午後6時15分現在】 03-28 18:29
「三体」劉慈欣の短編「流浪地球」無料公開中。4月7日まで 03-28 18:23

中国の自動車消費は回復したか?―中国メディア

人民網日本語版    2020年5月15日(金) 10時10分

拡大

中国の自動車販売量は新型コロナの影響で低迷した後、20年4月には207万台に達して前月比43.5%増加、前年同期比4.4%増加し、中国自動車市場の18年7月以来21カ月続いた減少傾向に終止符を打った。

中国自動車工業協会が11日に発表したデータによると、中国の自動車販売量は新型コロナウイルスの影響で低迷した後、2020年4月には207万台に達して、前月比43.5%増加し、前年同期比4.4%増加し、中国自動車市場の18年7月以来21カ月続いた減少傾向に終止符を打った。中国の自動車消費は回復したのだろうか。中国新聞社が伝えた。

全国乗用車市場情報連席会(CPCA)が同日発表した4月の自動車販売データによれば、同月の自動車小売販売量は142万9000台で、前月比36.6%増加し、前年同期比は5.6%減少したが、今年最も好調な月になったことが注目される。2組のデータのどちらが正確なのか。

国務院発展研究センター市場経済研究所の王青(ワン・チン)副所長は、「2組のデータの統計指標は異なり、CPCAの統計は最終小売販売量について、自動車工業協会の統計は卸売量についてのもので、両データとも流通在庫には触れていない。また、自動車工業協会は最も権威ある業界団体であり、分析の際に通常は同協会のデータを使用することが多い」と述べた。

王氏は続けて、「自動車産業の分析では流れを見なければならない。2-3月に比べて、販売量の前年同期比増加率は急速に回復している」と述べた。

方正証券の胡国鵬(フー・グオポン)チーフ戦略アナリストは、「4月の自動車販売データは3月に比べてかなりよくなった。5-6月は引き続きプラス増加を達成する見込みで、段階的な回復がすでにやって来ている」と述べた。

胡氏によると、「中国の企業活動の再開にともない、国民の収入への期待が高まり、金融の流動性も好転傾向をみせる。また、今は国が自動車消費を積極的に促進し、地方政府も補助金、ローンの優遇、買い換え促進など自動車消費を喚起するさまざまな政策を打ち出し、こうした財政支援策が自動車消費の回復を着実に促進した」という。

2月以降、感染症対策の必要から、多くの人々は外出や買い物を控え、これまで押さえつけられてきた購買意欲が中国国内で感染症が抑制されると一気に吹き出してきた。また、調査会社イプソスがまとめた統計では、感染症前は公共交通機関が主な移動手段だったが、感染症の後は自家用車のニーズが66%に高まり、その一方で公共交通機関・地下鉄のニーズは24%にとどまった。こうした心理も自動車ニーズを後押しすることになった。

具体的な車種をみると、自動車工業協会のデータでは、4月は商用車が前年同期に比べて目に見えて増加し、販売量は53万4000台で過去最高を更新し、前年同期比31.6%増加した。このうちトラックがバスより好調で、増加率は30%を超えた。乗用車はやや不調で、4月の販売量は153万6000台で同2.6%減少した。このうちスポーツ用多目的車(SUV)は生産量も販売量も小幅に増加し、その他の乗用車3大車種(小型車、多目的乗用車<MPV>、クロスオーバーSUV<CUV>)は生産・販売の減少幅が前月より縮小した。新エネルギー車の4月の販売量の前年同期比減少幅は3月より縮小し、販売量は7万2000台で前月比9.7%増加し、前年同期比26.5%減少した。

王氏は、「乗用車に比べ、商用車はマクロ経済の影響をよりはっきり、より直接的に受ける。インフラ投資、不動産投資が回復するにつれて、ダンプカーや貨物車の販売量が目に見えて増加するほか、環境保護政策がますます厳格化するのにともなって、低環境保護標準のトラックは強制的に淘汰され更新されつつある」と述べた。

このほど終わったメーデー連休には、メディアの報道によれば、中国各地の4S店(ディーラー)が爆発的な勢いをみせ、消費者の自動車購入意欲が目に見えて高まったという。商務部の王炳南(ワン・ビンナン)副部長は8日、「自動車や家電などこれまで消費が抑制され凍結されていた耐久消費財の売り上げが目に見えて回復した。メーデー連休には、上海市、重慶市、浙江省の重点モニタリング企業の自動車販売額が前年同期比で、上海が49.6%、重慶が28.5%、浙江が8.8%、それぞれ上昇した」と述べた。

■中国自動車消費の今後の発展の見通しは?V字回復が訪れるか?

自動車工業協会の陳士華(チェン・シーホア)副事務局長は、「中国の感染症情勢の好転は良好な消費環境を作り出し、自動車メーカーはこのタイミングを利用してこれまでの損失を埋め合わせようとしている。しかしこれは常態ではなく、今後も現在のような成長を維持することは難しい。生産販売が1四半期を通して成長傾向を保てば、自動車市場は本当に回復したと判断できる」と述べた。

胡氏は今後の市場の見通しについて、「自動車販売が過去2-3年間の状態を修復し、小幅のプラス成長を達成するだろう。だが、中国の自動車浸透率はすでに高く、市場が飽和状態にあるという基本的状況は変わらず、自動車販売が大幅回復することはない」と述べた。

王氏は、「今の中国はすでに自動車買い換えのピーク期に入り、昨年下半期から自動車市場の消費には回復の兆しが見えて、減少幅が縮小を続け、19年12月は前年同月の水準に近づいたが、突如やって来た感染症が自動車消費の回復のリズムをかき乱した。成長トレンドを判断するには潜在的成長率をみなければならない。感染症がもらたした問題は長期的な問題ではなく、潜在的成長率を反映しない。現在の3-5%の販売量増加率は実際のニーズに支えられたものだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携