自衛隊初のオスプレイがついに日本上陸、「島奪還部隊」に優先配備か―中国メディア

Record China    2020年5月10日(日) 13時40分

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9日、環球網は、日本が米国から購入した最初のV-22オスプレイ輸送機が日本に到着したことについて「日本の島奪還作戦能力がさらに高まることになる」と報じた。写真はオスプレイ。

2020年5月9日、環球網は、日本が米国から購入した最初のV-22オスプレイ輸送機が日本に到着したことについて「日本の島奪還作戦能力がさらに高まることになる」と報じた。

記事は、米海兵隊が8日に「米国から日本に輸送されていた2機のV-22オスプレイ輸送機が、すでに岩国基地にある米海兵隊飛行場に到着した。自衛隊のオスプレイ輸送機が初めて日本の本土にやってきたことを意味する」と発表したことを伝えた。

そして、日本が2015年7月に3億3200万ドルを投じて米国から5機のオスプレイ輸送機を購入したと紹介する一方で、「実際は、すでに自衛隊への納品は済んでいたが、日本の市民から安全性に対する憂慮が出て適切な配備地点を探せず、自衛隊員が米国で訓練をする事態となっていた。それ故、日本に到着する前から自衛隊はオスプレイの操作に相当熟練しているともいえる」としている。

その上で、オスプレイの配備先について、一部はいずも型護衛艦の艦上に搭載して水陸作戦能力や海上作戦能力の強化に資するとの報道を紹介するとともに、「もう1つの大きな目的は、新設の水陸起動団に配備し、垂直上陸作戦を可能とすることでさらなる『島奪還作戦』能力の強化を図ることだ」と解説した。

記事は、これまで事故や故障が頻発し、安全性の問題がたびたび指摘されてきたオスプレイについて「実際の使用や改良を経て、安全性はすでに高まっており、米国では空軍や海兵隊、海軍が大量に配備している。輸送能力、機動性の高さ、飛行速度の面で際立った強みを持っている」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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