<図解>食べると気分が良くなる魔法のような8種類の食品とは?

人民網日本語版    2020年4月29日(水) 10時30分

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おいしい物を食べると、楽しくなり、幸せな気分になるのは、なぜだろうか?ここではその主な原因と関係を紹介していこう。

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おいしい物を食べると、楽しくなり、幸せな気分になるのは、なぜだろうか?ここではその主な原因と関係を紹介していこう。生命時報が伝えた。

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快感を与えてくれるドーパミン

美味しいものを食べると、中枢神経系に存在する神経伝達物質・ドーパミンが放出される。ドーパミンはヒトに快感を与え、楽しい気分にしてくれる。

血糖値が高まると満足感もアップ

血糖値が高い時、ヒトの感情は安定し、快感が増す。一方、血糖値が低い時は、イライラしたり、怒りっぽくなったり、精神的に不安定になったりする。

デンプンや糖類などの炭水化物を摂取すると、血糖値が急速に上がり、心理的な快感や満足感を生じさせる。

以下の食品に含まれている栄養素は、人々の神経を落ち着かせ、リラックスさせ、イライラを軽減するのに役立つ。これらは食べると気分が良くなる魔法のような食品なのだ。

オートミール

【快楽物質】ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸

ビタミンB6はリラックスさせ、イライラや不安を軽減するほか、トリプトファンをナイアシンに変える働きがある。ナイアシンには、疲労回復や精神を安定させる作用がある。

パントテン酸も疲労回復やストレス軽減の効果がある。オートミールを牛乳と一緒に食べるとさらに高い効果が期待できる。

玄米

【快楽物質】パントテン酸、葉酸、ビオチン

白米よりも栄養価が高い玄米は、イライラを軽減し、精神を安定させる葉酸やパントテン酸を豊富に含んでいる。ビオチンは、精神的に不安定になることを避けるサポートをしてくれる。ビオチンが不足すると、気分が落ち込みやすくなる。

ただし、玄米はオートミールと同じく、カリウムイオンを多く含んでいるため、腎臓病患者やカリウムの摂取を制限されている患者は、食べるのを控えたほうがいい。

牛乳

【快楽物質】ビタミンB12、ナイアシン、ビオチン

牛乳は人体が吸収しやすいカルシウムだけでなく、ビタミンB12も豊富に含み、神経系の健康維持をサポートする。ビタミンB12が不足すると、精神的に不安定になりやすい。

ただ、牛乳を温めて飲む場合、加熱する時間が長すぎると、ビタミンB12が大量に失われてしまうため、注意が必要だ。

鶏肉

【快楽物質】ナイアシン、ビタミンB6

ナイアシンやビタミンB6など、快感を増す栄養素のほか、鶏肉には、ビタミンB族やカルシウム、リン、鉄なども比較的多く含まれており、栄養補給には優れた食材だ。

鶏肉は脂肪が少なく、スリムな体をキープしたい人に人気の高タンパク質の食品だ。鶏肉は皮を取り除いて食べると良いほか、油で揚げるのは避けたほうがいい。

アスパラガス

【快楽物質】葉酸、ナイアシン

一般的に緑の野菜は葉酸やナイアシンの含有量が高く、アスパラガスはその典型的な例と言える。

葉酸とナイアシンは、水溶性栄養素であるため、調理の仕方に特に注意が必要で、蒸すか、さっと炒める程度がベスト。高温で長時間煮込むと、栄養素が失われ、効果を発揮することができなくなってしまうため、避けたほうがいい。

クルミ

【快楽物質】ナイアシン、パントテン酸

クルミなどのナッツ類は、快感を生じさせるナイアシンやパントテン酸のほか、多価不飽和脂肪酸を豊富に含み、血管細胞を柔らかくし、神経伝導に有益で、セロトニンの分泌も促進する。

セロトニンは神経伝達物質で、これが欠乏するとうつ病になったり、精神的に不安定になったりしやすい。クルミを食べると、気分が良くなる助けになるものの、一度にたくさん食べすぎないよう注意する必要もある。

ピーナッツ

【快楽物質】ビタミンB6、パントテン酸、ナイアシン

クルミと同じく、ピーナッツも健康に有益な「良い脂肪」のほか、ビタミンB6を豊富に含んでいる。

しかし、ピーナッツはカロリーも高いため、一度に食べる量を制限しなければ、「気分は良くなったけど太ってしまった」という結果になりかねない。

コーヒー

【快楽物質】ナイアシン

コーヒーは精神の安定に有益なナイアシンを豊富に含んでいる一方で、ビタミンB6やB12、パントテン酸の吸収を妨げる成分も含んでいるため、やや議論が分かれている。

リラックスするために飲むなら、ブラックで飲むか、同じく気分を良くする助けになる牛乳を入れてカフェラテにして飲むのがいい。コーヒーに粉末ミルクを入れて飲むのは避けたほうが良い。(編集KN)

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