在日本中国大使館の孔鉉佑大使と日本の橋本岳厚生労働副大臣が今月9日、中国政府から日本に贈呈された医療物資・衛生用品の引き渡しセレモニーに出席した。楊宇公使参事官や自見英子厚生労働大臣政務官なども出席した。人民網が報じた。

【その他の写真】

孔大使は、橋本副大臣に、援助物資のリストを渡した際、「中国が新型コロナウイルス感染拡大防止・抑制対策を実施する過程で、日本政府や社会各界が貴重なサポートをしてくれたことを、私たちは胸に銘記している。習近平主席が自ら指揮、手配を行う中、中国の拡大防止・抑制対策は段階的な効果が強化され、企業活動再開・操業再開が重要な進展を見せ、経済・社会の運営が秩序立てて、加速しながら回復している。中国は日本の新型コロナウイルス感染拡大を自分のことのように感じている。今後もできる限りのサポート、支援を行い、日本に防疫経験をシェアし、医療衛生の分野の二国間、多国間協力を強化し、手を携えてウイルスと闘いたい。私たちは在日華僑華人が日本の感染拡大防止・抑制対策を積極的に支持し、協力するよう励ましている。日本が在日中国人の命の安全性や健康を重視し、守ることを願っている」と語った。

橋本副大臣と自見政務官は、「日本がウイルスと闘う重要な今の時期に、中国政府が再び物資を贈呈し援助してくれたことに、日本は心から感謝している。感染病は、国際社会が直面している共通の問題で、世界各国が一致団結して共に対応しなければならない。中国は、日本に防疫経験をすぐに提供し、大量の物資を贈呈して、日本の感染拡大防止・抑制のために重要なサポートを提供してくれている。日本は中国と防疫面の協力を強化し、一日も早くウイルス感染を封じ込めることを願っている。日本は、中国が湖北省の日本人が帰国できるよう緊密に協力してくれたことに感謝している。日本も、在日中国人、華僑華人の健康と安全をしっかりと守りたい」と語った。

中国政府が日本政府に医療物資・衛生用品を贈呈したのはこれで2回目。N95マスク、サージカルマスク、医療用防護ゴーグル、防護服、フェイスシールド、手術着などが今月7日に東京に到着した。（編集KN）