このほど、中国が疫病と戦う中、広東省などの地域においてアフリカ人に対する差別があったというあるメディアの報道を受け、中国外交部の趙立堅報道官は9日、定例記者会見で発言しました。趙報道官は「現在、中国にとっては海外からの流入感染と国内における感染のリバウンドを防ぐことが急務であり、中国国民と中国に滞在する外国人の理解や支持、協力が必要である。中国政府は外国人に対して区別せず、あらゆる特定の人種をターゲットとする差別的なやり方に反対し、差別的な言行は全く容認しない」と述べました。

　趙報道官はまた、「新型コロナウイルス感染による肺炎が発生して以来、中国はアフリカの国々と互いに支持し合い、手を携えて疫病と戦っており、従来より更に団結し、共に困難を乗り越える兄弟のような友情を示している」と語りました。（提供/CRI）