慶應大学病院の研修医18人が集団感染、40人で会食=中国ネットも「救いようがないな」とあきれ顔

Record China    2020年4月9日(木) 14時50分

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慶應義塾大学病院は6日、研修医18人が集団で新型コロナウイルスに感染したと発表した。さらに、研修医が大人数で会食を行なっていたことも明らかにし、波紋を呼んでいる。

慶應義塾大学病院は6日、研修医18人が集団で新型コロナウイルスに感染したと発表した。さらに、研修医が大人数で会食を行なっていたことも明らかにし、波紋を呼んでいる。

発表によると、3月31日に同病院で研修を修了した研修医の1人の感染が確認され、他の研修医99人も自宅待機とした上でPCR検査を行ったところ、4月6日時点で18人が陽性だったという。

そして、接触者を調べていく中で、同病院が会食を行わないよう繰り返し注意していたにもかかわらず、研修医のうち約40人が会食を行なっていたことが判明。同院の北川雄光院長は、「患者を守るべき医療者として許されない行為であり、医師としての自覚が欠如していたと言わざるを得ない」とし、「医療者としての行動規範をより一層周知徹底し、再発防止に努める」と述べた。

中国メディアの看看新聞KNEWSや中国新聞週刊が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でこれを伝えたところ、中国のネットユーザーからは、「医療従事者が会食…」「まさか研修医もまだ深刻さを分かっていないのか」「新型コロナウイルスを重く見てなさ過ぎでしょ」「救いようがないな」などと批判する声が寄せられた。

また、慶應義塾大学を知っているユーザーが「この大学は多くの有名人の母校だ」「日本で一流の大学病院でこのようなことが起こるとは」などとコメントしているほか、「日本頑張れ。東京五輪が延期になってから本当に流行状況がどんどん深刻になっている」と懸念する声も上がっている。(翻訳・編集/毛利)

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