新型コロナワクチン開発に期待!韓国の研究チームが増殖・伝播過程を世界で初確認

Record China    2020年4月7日(火) 11時40分

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6日、韓国・聯合ニュースは、忠北大学医科大学のチェ・ヨンギ教授の研究チームが国立中央医療院、韓国生命工学研究院と共に、新型コロナウイルスの増殖・伝播過程を世界で初めて確認したと伝えた。写真は忠北大学。

2020年4月6日、韓国・聯合ニュースは、忠北(チュンブク)大学医科大学のチェ・ヨンギ教授の研究チームが国立中央医療院、韓国生命工学研究院と共に、新型コロナウイルスの増殖・伝播過程を世界で初めて確認したと伝えた。

記事によると、研究チームは動物モデルとしてフェレットを利用。新型コロナウイルスに感染したフェレットには、人間の感染時と同様に、体温上昇、せきの増加などの呼吸器症状が見られた。また、鼻の分泌物だけでなく、唾液、排せつ物などからもウイルスが排出されることを確認した。さらに、感染したフェレットと同居させた新規のフェレット全数が、直接の接触から2日で感染したという。

この研究は「Cell Host&Microbe」オンライン版に先月31日に掲載された。

忠北大学関係者は「世界初、動物実験による新型コロナウイルスの感染・伝播研究に成功した。この結果をワクチン、感染防止薬の開発研究に適用できるものと期待している」とコメントしている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「早く治療薬やワクチンが出来ますように」「早く日常に戻りたい」「きっともうすぐ治療薬も開発されると信じている」「素晴らしい。教授、頑張ってください」「研究陣、ファイト」など、喜びの声とともに、「ああ、フェレット…。犠牲を忘れないよ」「健康なフェレットを意図的に感染させてまでの成果だものね。研究チームを悪く言うわけじゃなく、何も知らず一方的に犠牲になった動物に、最低限の感謝とおわびの気持ちを持つべきだと思う」「動物たちに敬意を」などのコメントも多く寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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