中国メディアの観察者網は4日、ドイツのマース外相が「中国が新型コロナウイルスの封じ込めに成功したのは紛れもない事実だ」と述べたと報じた。

観察者網によると、マース外相は3日、中国の王毅（ワン・イー）外相との電話会談で、中国が新型コロナウイルスに関する世界との情報共有を遅らせたとの声があることについて、「現在の深刻な状況下で他人を非難することは賢明ではない」とした上で、「中国が有効な措置を講じて新型コロナウイルスの封じ込めに成功したのは紛れもない事実だ」「新型コロナウイルスが欧州と全世界で広がる中、必要なのは国際社会が協力を強化し、共同で対応することだ。中国側と協力し、医薬品の供給などを含むグローバルサプライチェーンの安定を維持していきたい」などと述べた。

王外相は、「感染症と共に戦う中で、中独関係はさらに強化・拡大発展していくと信じている」と述べた。（翻訳・編集/柳川）