韓国の総選挙は「日韓戦」、候補者は新型コロナ事態も日本と絡めて批判

Record China    2020年4月14日(火) 9時40分

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13日、韓国で総選挙を前に各地で熱い選挙戦が繰り広げられる中、今回も「日本」絡みのワードが続々と飛び出している。写真は韓国・ソウル。

2020年4月13日、韓国で総選挙(15日に投開票)を前に各地で熱い選挙戦が繰り広げられる中、今回も「日本」絡みのワードが続々と飛び出している。

韓国の選挙では、候補者らが支持を得るため「日本への強硬な姿勢」をアピールする姿がたびたび見られる。聯合ニュースなどの韓国メディアによると、今回の選挙でも、与党「共に民主党」は同党の立候補者陣営に配布した広報戦略報告書で、外交について「(保守系の最大野党の)未来統合党は日本の安倍政権を擁護し、日本を批判できずにいる。そのため韓国国民は今回の選挙を『日韓戦』と呼んでいる」とし、「日本が対韓国輸出規制措置を強化した時、未来統合党は日本政府の肩を持つのに必死だった。日本政府にはどこまでも屈従するが、韓国政府のことは批判ばかりする」と指摘したという。

その他にも、慶尚南道の昌原市などの道には「投票により100年の親日、70年の積弊を清算」と書かれた横断幕が掲げられている。未来統合党候補者が遊説する横では大学生らが「親日政治家は必要ない」「今回の総選挙は日韓戦」と書かれたプラカードを掲げてデモを行う姿が見られた。与党支持者のペク・ウォンウ元大統領府秘書官も遊説で、未来統合党を「土着倭寇」と批判したという。

さらに、「親日」とされる未来統合党の候補も「今回の新型コロナウイルス事態は文禄・慶長の役を連想させる。先祖は事前に戦争を防げたが、無能であったために全国民を戦争の渦に陥れた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が初期に中国人の入国を制限しなかったことはこれと似ている」と日本との歴史を絡めて現政権を批判し注目を集めたという。(翻訳・編集/堂本

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