韓国人の「発明」、日本人の「自律」=新型コロナ各国の対策―中国メディア

Record China    2020年3月26日(木) 7時0分

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24日、新華網は、新型コロナウイルス感染拡大をめぐる日韓両国の対策や措置について紹介した。

2020年3月24日、新華網は、新型コロナウイルス感染拡大をめぐる日韓両国の対策や措置について紹介した。

まず、韓国については「早期の発見、隔離、治療」を原則とし、6時間で結果が出る検査キットを開発するとともに、各国から注目されているドライブスルー検査を「発明」し、3月上旬時点で1日当たり1万人近くに検査を実施する体制を整えたと紹介した。

また、感染者の経路などの情報を十分に公開するとともに、これらのデータを利用して感染の可能性がある人に対する素早い隔離措置や検査を実現したと伝えたほか、3月に入ってからは重症者を病院で治療し、軽症者は公共施設などを使った「生活治療センター」で観察を行う段階別治療体制を作ったことも、爆発的な感染を食い止める要因になったとしている。

一方、日本については、まず入国者の隔離を徹底するなど水際対策を強化し、さらに3月には全国の小・中・高校に休校を要請するとともに、大規模なイベント自粛を求め、企業に対しても在宅ワークやオフピーク通勤を働きかけることで、密集した場所での感染発生を防いだと紹介した。

さらに、厚生労働省は「まず相談し、必要と判断された場合にのみ検査を実施。軽症の場合は自宅での隔離静養を求め、医療資源は重症患者のために確保する」という基本方針を守っているとし、この方針により社会や経済活動がショック状態を引き起こさないようにし、防疫と社会の平常運転の両立を重視していることがうかがえると説明した。

記事はこのほか、日本政府の措置とともに、普段からマスクをする習慣が身に付いているなど日本人の自律性も、世界的に見て日本での感染が抑制されている要因だとの見方を示している。(翻訳・編集/川尻

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