人民網日本語版 2020年3月24日(火) 17時30分
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新型コロナウイルスが世界で猛威をふるう中で、中国は自国の予防・抑制にしっかり取り組むと同時に、世界にも援助の手を差し伸べている。
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「相知無遠近、万里尚為隣(厚い友情は遠近を問わず、万里を隔てても隣人となれる)」という言葉があるように、新型コロナウイルスが世界で猛威をふるう中、中国は自国の予防・抑制にしっかり取り組むと同時に、世界にも援助の手を差し伸べている。3月20日の時点で、中国政府はすでに82カ国と世界保健機関(WHO)、アフリカ連合に検査試薬やマスク、防護服などを援助すると発表しており、そのうち一部の援助物資はすでに相手側に届いている。また、中国の地方政府や多くの企業・民間団体も、感染の広がっている国に物資寄贈などの支援を行った。医療技術協力分野では、中国は世界各国と中国の診療プランを共有し、イランやイラク、イタリアに医療専門家グループを派遣している。
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中国医療専門家チームが感染症対策支援のためカンボジアに到着
中国感染症対策医療専門家チームの一行7人は23日午前、カンボジアのプノンペン国際空港に到着した。同便には中国が援助したN95マスクやサージカルマスク、使い捨て防護服、赤外線体温計などの医療物資も積み込まれていた。
中国からの支援物資がエチオピアに到着 アフリカ54カ国の防疫を支援
エチオピア航空が運航する貨物輸送チャーター便が22日午前、中国から提供された防疫物資を満載し、10時間に及ぶ飛行を経てエチオピアの首都アディスアベバのボレ国際空港に到着した。これらの支援物資は、馬雲(ジャック・マー)公益基金会とアリババ公益基金会がアフリカ諸国に寄贈した医療物資の一部であり、アフリカ54カ国における新型コロナウイルス感染拡大との闘いに運用される。
中国がギリシアに防疫医療支援物資を寄贈
新型コロナウイルス感染拡大と闘うギリシアを支援するために中国政府が用意した防疫医療支援物資が3月22日、アテネ国際空港に到着した。また同機に積み込まれていた中国国内の企業や社会各界がギリシアに寄贈した支援物資も無事到着した。
河南省がルクセンブルクに寄贈した防疫物資第1陣が到着
河南省からルクセンブルクに寄贈された防疫物資第1陣が3月22日、鄭州-ルクセンブルク「空中シルクロード」航空路線でルクセンブルクに到着した。この防疫物資にはサージカルマスク50万枚と医療用手袋10万組が含まれており、新型コロナウイルス感染拡大と闘うルクセンブルグを支援するために届けられた。
セルビアに中国の医療支援チームが到着 大統領自ら肘タッチで歓迎
現地時間今月21日午後7時半、専門家6人からなる中国の医療支援チームがセルビアのベオグラード・ニコラ・テスラ空港に到着した。同チャーター機には、中国政府が緊急調達した人工呼吸器やマスク、検査キッドなどの医療物資・衛生用品十数トンが積み込まれていた。到着後、チャーター機から降りてきた医療チームのメンバーを、アレクサンダル・ヴチッチ大統領、衛生省長官、国防省長官などの政府高官らが出迎えた。ヴチッチ大統領も自ら肘タッチで、歓迎し、心からの感謝の気持ちを表した。
新型コロナ関連医療物資載せた貨物列車がスペインに向かって出発 中国
欧州に初めて輸出する新型コロナウイルス関連の医療物資・衛生用品が積み込まれた国際定期貨物列車「中欧班列」のX8020号が3月21日午前、1万3052キロ離れたスペインのマドリードを目指して、浙江省の義烏西駅を出発した。
中国からフィリピンへの医療支援物資がマニラに到着
中国がフィリピンに提供した医療支援物資が3月21日早朝、フィリピンの首都マニラにあるマニラ空港に到着した。物資には検査試薬10万人分や医療用外科マスク10万枚、医療用N95マスク1万枚、医療用防護服1万着など、緊急に必要とされている防疫医療物資が含まれている。これらの物資はフィリピン保健当局に引き渡され、フィリピン側当局から新型コロナウイルスとの闘いの最前線に配布される予定となっている。
中国と欧州・南アジア各国 感染症対策でテレビ会議
中国と欧州、南アジアの19カ国は20日、新型コロナウイルス感染による肺炎の予防・抑制について話し合うテレビ会議を開催した。ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン、ウクライナ、アフガニスタンなど欧州・南アジア地区の計19カ国の政府関係者、衛生学専門家、世界保健機関(WHO)の各国駐在代表など約200人が出席した。
福建省から海外11カ国へウイルス対策物資を寄贈
3月20日、福建省が海外へ寄贈するウイルス対策物資が福州の通関地でトラックに積み込まれる様子。同省はこのたび11カ国の支援先20カ所に物資を寄贈した。
中国の医療専門家グループ第2陣がイタリア・ロンバルディア州に到着
イタリア時間3月19日、浙江大学医学院附属第一病院や浙江省中医病院などからなる専門家グループはミラノ到着の翌日、休む間もなくロンバルディア州の衛生当局を訪問し、同州の最新感染状況と診療措置についてヒアリングした。そして疾病予防管理グループと医療グループに分かれ、それぞれがイタリア側の第一線の医療専門家と診療と予防・抑制経験について踏み込んだ交流を行い、中国の予防・抑制と診療プランについて説明し、イタリア側がウイルス検査などの面で関心を持っている問題について回答した。
中国が寄贈した新型コロナウイルス検査試薬キットがカンボジアに到着
カンボジア保健省は18日、中国から寄贈された新型コロナウイルス検査試薬キットの第1陣が17日夜に首都プノンペンに到着したことを明らかにした。
中国政府がラオス政府に新型コロナウイルス検査試薬キット提供
中国政府がラオス政府に提供した新型コロナウイルス検査試薬キットが18日、ラオスの首都ビエンチャンに到着した。同日、ビエンチャンのワットタイ国際空港で、ラオス側スタッフが中国から提供された物資を受け取った。
中国、イラクに防疫支援物資を提供 バグダッド
中国専門家チームとバグダッド・メディカルシティの代表は16日、防疫物資引き渡しに関する覚書に署名した。中国赤十字会本部は、今回、PCR検査実験室設備1セット(内訳:PCR検査器2台およびPCR検査用試薬5万個)をイラクに寄贈した。これにより、イラクの新型コロナウイルス検査能力の大幅な向上と、早期検査・早期隔離・早期診断・早期治療の実現に役立つことが期待される。
海南省が日本と韓国に医療用マスク20万枚を寄贈
海南省が日本・兵庫県と韓国・済州道に寄贈した医療用マスク20万枚が3月18日、海口市から発送された。内訳は兵庫県と済州道に各10万枚となっている。
中国の欧州支援物資に添えられたのは「トゥーランドット」の歌詞
浙江省杭州市から飛び立ち、中国から欧州への支援防疫物資を積み込んだ一機の貨物機が13日夜、ベルギー最大の貨物輸送空港であるリエージュ空港に到着した。これらの物資はここですぐに通関した後、現在欧州で新型コロナウイルス感染による肺炎が最も深刻な国であるイタリアに輸送された。
新型コロナウイルス肺炎における中医学の治療経験を国外へ
張伯礼氏、黄◆[王奇]氏(◆は王へんに路)、仝小林氏ら3人の院士は、「中医学による治療経験は、中国の防疫プランにおける注目ポイントだ」とした。韓国や日本、イタリアの一部教育機関からの書面での要請に応え、国内ではすでに中医薬の使用経験を英語に翻訳した。現在、中医薬が世界の防疫の闘いの場に登場して少なからぬ期間を経ており、「科学技術と中医学自身の確かな努力によって、中医薬は国外へと進出し、国際社会の新型コロナウイルスとの闘いをサポートしている」と言えるだろう。
馬雲氏が「米国支援物資発送」と初ツイート、アフリカへも物資寄贈へ
16日、アリババグループ創業者である馬雲(ジャック・マー)氏はツイッターのアカウントを開設し、最初のツイートに「第1陣の米国向けマスクと新型コロナウイルス試薬キットが上海から飛び立った。米国のみなさんの幸福を祈ります」と綴った。ツイートには輸送される物資の写真が添えられていた。
遼寧省が日本と韓国に医療物資・衛生用品を寄贈
世界中で新型コロナウイルス感染が急速に広がっている危機的な状況の中、16日早朝、遼寧省人民政府が緊急に調達したマスク15万5000枚、防護服7000着などの医療物資を、中国南方航空が寄贈先の日本と韓国へ輸送した。日本や韓国のウイルスとの闘いの第一線において医療物資が不足しているという問題を効果的に緩和するために用いられる。
中国は実際の行動で何が「大国の援助」であるかを世界に向けて証明してみせた。それは大国の風格であり、大国としての責任感だ。「言必行、行必果」、すなわち「一度言ったことは必ず実行し、実行する以上は必ずやり遂げる」ことが中国の強さであり、中国の実行力であり、さらには中国の責任感なのだ。
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