2019年の中国出入境者数はのべ3億人、前年同期比3.1%増―中国メディア

人民網日本語版    2020年3月13日(金) 9時0分

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2019年には中国国内の観光客数がのべ60億600万人に上り、前年比8.4%増加した。インバウンド・アウトバウンド観光客数はのべ3億人に達して3.1%増加した。写真は北京国際旅遊博覧会。

中国観光研究院が10日に発表した「2019年観光市場基本状況」によると、2019年には中国国内の観光客数がのべ60億600万人に上り、前年比8.4%増加した。インバウンドアウトバウンド観光客数はのべ3億人に達して3.1%増加した。通年で観光収入は6兆6300億元(約99兆4500億円)を達成して11%増加した。国内総生産(GDP)に対する観光産業の寄与は10兆9400億元(約164兆1000億円)で、GDPの11.05%を占めた。中国新聞社が伝えた。

同研究院によると、「2019年も中国の観光経済は引き続きGDP成長率を上回る急成長を維持した。国内観光市場もアウトバウンド観光市場も緩やかに成長し、インバウンド観光市場は基礎がさらにしっかり固まった」という。

調査の結果をみると、19年のインバウンド観光客数はのべ1億4500万人で前年比2.9%増加した。このうち外国人が4.4%増加、香港が1.4%増加、マカオが6.5%増加、台湾は前年並みだった。1泊以上のインバウンド観光客数は4.5%増加した。

観光による外貨収入は1313億ドル(約13兆6500億円)に上り、前年同期比3.3%増加した。

インバウンド観光客はアジアからが75.9%を占め、観光・レジャーを目的とする人が35.0%に上った。

インバウンド観光客が主にどこから来たのかをみると、上位20カ国・地域は、ミャンマー、ベトナム、韓国、ロシア、日本、米国、モンゴル、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インド、タイ、カナダ、オーストラリア、インドネシア、ドイツ、英国北朝鮮、フランス、イタリアとなっている。(このうちミャンマー、ベトナム、モンゴル、インド、北朝鮮は国境地域の中国系住民を含む)

中国国民のアウトバウンド観光客数はのべ1億5500万人に上り、前年同期比3.3%増加した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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