90分で6種の呼吸器ウイルスを検出、内モンゴルで感染症の新技術が応用―中国

人民網日本語版    2020年3月12日(木) 22時10分

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鍾南山氏、李蘭娟氏、程京氏ら3人の院士が研究開発を指導する感染対策の強力な武器、呼吸器複数ウイルス迅速検査チップシステムが内モンゴル博奥医学検査所で間もなく応用される運びとなった。

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内モンゴル自治区と林格爾新区が9日明らかにしたところによると、鍾南山氏、李蘭娟氏、程京氏ら3人の院士が研究開発を指導する新型コロナ感染対策の強力な武器、呼吸器複数ウイルス迅速検査チップシステムが内モンゴル博奥医学検査所で間もなく応用される運びとなった。中国新聞網が伝えた。

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同システムは感染対策の強力な武器と呼ばれる最新の科学技術成果で、90分内に新型コロナウイルスを含む6種のよく見られる呼吸器ウイルスを1度に検出できる。

同システムは定温増幅マイクロフロー制御の特許技術により、複数の呼吸器ウイルスと病原体の迅速な検査を実現する。これまで承認を得ている単一指標PCR検査製品の検査速度の倍以上となるだけでなく、患者の正確な診断と区別ある診療を実現する。

言及すべきは、内モンゴルが呼吸器疾患の多発地域であることだ。新型コロナウイルスによる肺炎に使用する以外に、同システムはその他の呼吸器病原体を検査することもできる。正確な診断、正確な医療を提供し、患者の負担を軽減する。今後の防疫活動により有利な科学技術のサポートを提供する。

同検査技術は現在、内モンゴルの複数の医療機関で応用が始まっている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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