中国産大型旅客機C919が「業務再開」 南昌で地上走行試験

人民網日本語版    2020年3月3日(火) 21時20分

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2日午後、中国が開発した大型旅客機「C919」の第105号機が江西省南昌市ハイテク区の瑤湖空港の濡れた滑走路で走行試験を行い、同旅客機の滑走路で行われる一連の試験の幕開けとなった。

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2日午後、中国が開発した大型旅客機「C919」の第105号機が江西省南昌市ハイテク区の瑤湖空港の濡れた滑走路で走行試験を行い、同旅客機の滑走路で行われる一連の試験の幕開けとなった。中国新聞社が伝えた。

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C919の試験飛行任務を全力で保障するため、C919の現地試験チームのメンバー第1陣はこのほど隔離と検温をスムーズに終えた後、市外から南昌市の基地に到着して業務を再開した。

南昌航空城管理委員会の閻慧副会長は、「目下の新型コロナウイルスによる肺炎への対策と春節(旧正月、今年は1月25日)連休後の業務再開など各種リスクが積み重なったという特徴と情勢に対して、我々は防疫への指導と後方支援サービスを強化し、企業が秩序と規範をもって業務を再開するために力強い支援と保障を提供してきた」と述べた。

新型肺炎の感染に対処するため、中国商用飛機有限責任公司は安全で科学的な、秩序ある業務再開との要請を踏まえ、一方で感染対策を行いつつ、また一方で業務再開を進めている。これまでに中国商飛江西生産試験飛行センターの建設地では業務の全面再開が実現した。

同日には、第105号機がのべ1回の滑走試験を行った。機体は午後1時26日に走行を開始し、午後5時33日に走行を停止し、試験は4時間7分にわたって行われた。

C919は中国の大型航空機重大特定プロジェクトの重点的な型式の1つであり、中国が世界レベルの耐航性基準を踏まえて独自に開発した座席150席の単通路機で、幹線を運航する。この第105号機は昨年12月に上海浦東国際空港を出発して南昌瑤湖空港に到着し、同機初の空港間を移動する中距離飛行をスムーズに行った。(編集KS)

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