中国、宗教問題を利用した内政干渉を止めるよう米高官に促す

人民網日本語版    2020年2月28日(金) 9時50分

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中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は26日の定例記者会見で、宗教問題を利用した中国への内政干渉を止めるよう米高官に促した。

中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は26日の定例記者会見で、宗教問題を利用した中国への内政干渉を止めるよう米高官に促した。

【記者】米国務省のサム・ブラウンバック無任所大使(国際信教の自由担当)が「中国の有害な措置は、イスラム教徒を『望ましく穏やかな中国市民』に変える狙いがある。これは信仰戦争だ」と述べたとの報道について、中国側としてコメントは。

【趙報道官】米側のこの関係者は一度ならず口から出まかせを言い、信教の自由という名目で中国についてデマを飛ばし、中国を中傷し、中国の仲睦まじい民族関係の破壊を愚かにももくろみ、中国の内政に干渉している。中国側はこれに断固反対する。

中国政府は公民の信教の自由を法にのっとり保護しており、中国の各族国民は法にのっとり十分な信教の自由を享受している。新疆にはモスクが2万4400堂あり、平均してイスラム教徒530人ごとにモスクが1堂ある。米国のモスクの数は新疆の10分の1にもいたらない。ギャラップとピュー研究所の世論調査では、米国民の42%が人種間の関係を極めて憂慮しており、イスラム教徒の75%が米国社会にはイスラム教徒に対する深刻な差別があると考えている。

我々はこのいわゆる「信教の自由」担当の大使に対して、もっと事実を知り、もっと他者を尊重して、宗教問題を利用した中国への内政干渉を止めるよう促したい。(編集NA)

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