中国より深刻な他国の新型コロナ感染状況、最も心配なのはこの国―中国メディア

Record China    2020年2月29日(土) 11時10分

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27日、毎日経済新聞は、新型コロナウイルスの感染状況について、中国と比較することで韓国の深刻さが一層浮き彫りになったと報じた。写真はソウルでマスクを求める列。

2020年2月27日、毎日経済新聞は、新型コロナウイルスの感染状況について、中国と比較することで韓国の深刻さが一層浮き彫りになったと報じた。

記事は、26日に湖北省を除く中国国内の新型ウイルス感染確認者の増加数が2日連続2ケタ台に収まり、26省で新規感染者が確認されなかったと紹介。「これらのデータから、わが国の感染状況には前向きな変化を迎えつつある」とした。

その一方で、海外各国では感染拡大緩和の兆しが見えておらず、その中でも韓国は26日に感染者数が1000人を突破し、中国に次いで2番目に感染者が多く出ていると伝えた。

そして、韓国の状況を感染者数が近い浙江省の状況と比較。北京時間26日午後5時現在の感染者数が韓国は1261人、浙江省は1205人となっているが、感染例の増加ペースを見ると、初めての感染者確認から1000人に到達するまでの日数が浙江省で12日だったのに対し、韓国はわずか6日だったとした。また、死亡率でも韓国が浙江省の11倍になっているとし「韓国の状況は想像よりも深刻」との見解を示した。

記事は、韓国で感染者が急増した背景には、中国のように市民が多く集まるような活動を速やかに阻止しなかったことがあると説明。今月18日までわずか50例以下だった韓国の感染者数は、大邱で行われた宗教団体の集団感染により急転直下して数十倍にまで激増することになったと伝えている。(翻訳・編集/川尻

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