「中国の困難はわれわれの困難」文大統領の発言に習主席が感動、しかしネットは…

Record China    2020年2月21日(金) 18時40分

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21日、韓国・世界日報によると、文在寅大統領が中国の習近平国家主席との電話会談で、新型コロナウイルスへの対応に協力する意向を示した。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

2020年2月21日、韓国・世界日報は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が20日に行われた中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との電話会談で、「中国の困難はわれわれの困難」と強調し、新型コロナウイルスへの対応について、中国側の努力に協力する意向を示したと伝えた。

記事によると、文大統領は同日夕、習主席と32分間電話会談し、「新型コロナウイルスの対応において、最も近い隣人である中国側の努力に少しでも力になりたい」と伝えた。これに対し習主席は、中国政府の対応策を説明した後、「中国の人民は初期の恐怖から抜け出し、感染症に打ち勝つ展望と希望を持っている。文大統領の『中国の困難はわれわれの困難』との発言に感動した。両国が隣人として心一つに協力して苦境を乗り越えようとしている」などと述べたという。

文大統領は3日に韓国大統領府で開かれた首席・補佐官会議でも「中国の困難は、まさにわれわれの困難につながる」と強調したという。

韓国のネットユーザーの間では、文大統領の発言が自国の状況を差し置いているとして批判的な見方が支配的だ。「中国の困難は文大統領の困難であり、国民の困難ではない」「韓国が中国の属国だと考えている」「韓国内の状況も良くないのに、隣の国の困難に目を向けるなんてナンセンスだ。国内のことに集中して」「国民の困難は文大統領の困難ではないの?」「今も自国で急速に感染が広がっているのに、優先順位が分かっていない」「中国の困難がなぜわれわれの困難なのか?」「手助けしたいのなら中国に行って」「『われわれの』困難?そんなふうに考えたことはない。個人の考えを述べないで」などといったコメントが出ている。(翻訳・編集/関)

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