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WSJは中国を侮辱し過ちを犯しておきながら、謝罪する勇気はないのか

配信日時:2020年2月20日(木) 18時30分

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が論説記事で中国を「アジアの病夫」と侮辱した事件からすでに2週間が過ぎたが、各界から批判の声は絶えず、ホワイトハウス・ウェブサイト上の請願者数はとうに10万人を超えており、中国外交部(外務省)報道官も繰り返し厳かに姿勢を表明し、同紙に謝罪を要求している。だが今日にいたるもなお、同紙は公の場で正式に謝罪しておらず、過ちを正す具体的行動も取っておらず、依然として自らの傲慢と偏見に固執している。(文:凌勝利・外交学院国際安全研究センター長。環球時報掲載)

まず、「アジアの病夫」と中国を侮辱したことで、同紙が自らの心の奥底にある人種差別を露呈したのは間違いない。米国では自由平等の価値観が喧伝されており、人種差別は明らかに大きなタブーだ。米国では人種や肌の色の異なる市民が平等な権利を享受し、等しく尊重されるのが当然だ。人種差別は政治的に正しくなく、社会道徳上足を踏み入れてはならない領域だ。これはすでに世界の一致して認める行動規範となっている。だがWSJの編集者達は一時の注目を集めようとして、かえって自らを晒し者にしてしまった。

肌の色や人種の異なる人々が集まり共に住むという融合こそが、米国の繁栄を促進してきた。中国系市民は過去数百年にわたり米国の発展に多大な貢献をしてきた。現在米国に住む中国系市民500万人余りにとって、人種差別的やり方は明らかに受け入れられるものではない。このため彼らはホワイトハウスへの請願書で「罪のない中国人に対するこうしたいい加減な言論はレイシズムを助長するだけであり、中国その他アジア人に対する望ましくない結果も招く」と表明した。

現在、皆の志で城を成して新型コロナウイルスによる肺炎と戦っている中国国民にとって、こうした差別的言論は非常に反感を覚えるものだ。疾病の惨禍を利用して他者を侮辱するとは、最も基本的な憐憫の情を失っており、個人であれメディアであれ、良識を欠いていることの表れだ。

次に、米国は報道の自由を標榜しているが、自由とはやりたい放題の事をしていいという意味ではない。メディアの基本的な職業的素養から言うと、WSJのこの侮辱的見出しは実に驚愕すべきものだ。国際的に大きな影響力を持つ同紙が、こんな低級なやり方をするとは驚き呆然とする。現在、他のメディアからも一般の読者からも、このやり方を批判する意見が上がっている。だが同紙は様々な批判に対して、基本的に正面から返答していない。中国系市民数10万人がホワイトハウスのウェブサイト上で請願の署名活動を行い、WSJに謝罪を要求しても、同紙は依然として素知らぬ顔だ。こうした傲慢と偏見は、一つの出来事から全体像が窺える。

さらに、WSJの侮辱的見出しは、すでに中国民衆の憤りと強い非難を招いており、中国外交部(外務省)も繰り返し姿勢を表明し、正式な謝罪を要求している。中国外交部の耿爽報道官は10日、すでに中国側がWSJに厳正な申し入れを行ったことを明らかにした。中国側はWSJに対して過ちの深刻さを認識し、公の場で正式に謝罪するよう要求した。だがWSJは今なお「本紙はニュース部門と論説部門が互いに独立している」と責任逃れと言い逃れをしている。過ちを犯したことを明らかに知りながら、謝罪しようとしない。これは一体傲慢でわがままなのか、それとも勇気を欠いているのか。

メディアは公正で客観的な報道が職業的追求であり、人類の基本的道徳の譲れぬ一線を守る必要もある。このような人種差別的見出しが大きな間違いであるのは明らかであり、どう弁解しようともこの過ちの事実を変えることはできない。WSJは自らが非常に愚かで低級な過ちを犯したことに気づいているはずだ。だが未だに遅々として謝罪せず、過ちを直視する勇気すらない。これではメディアの責任感など語れるものか。(編集NA)

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