09年の新型インフル思えば、今の中国批判は「おかしい」 在中米国人が訴え

CRI online    2020年2月19日(水) 14時40分

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中国で20年近く暮らすイタリア系米国人のマリオ・カヴォロ氏が5日、SNS「リンクトイン(Linkedin)」への書き込みの中で、米国で2009年に流行した新型インフルエンザ(H1N1)ウイルスと、中国で今流行している新型コロナウイルスとの状況を比較し、「今の中国を非難するのは『...

中国で20年近く暮らすイタリア系米国人のマリオ・カヴォロ氏が5日、SNS「リンクトイン(Linkedin)」への書き込みの中で、米国で2009年に流行した新型インフルエンザ(H1N1)ウイルスと、中国で今流行している新型コロナウイルスとの状況を比較し、「今の中国を非難するのは『おかしい』」と英語で訴えました。この投稿がいま、ネットユーザーの間で話題になっています。

 米国で2009年に新型インフルエンザ(H1N1)が発生した際、米国政府は「緊急事態」を宣言しました。この年、米国では6000万人が感染し、1万8449人が死亡しています。また、関係機関が2012年にまとめた統計によれば、2009年の新型インフルエンザによる全世界の死者の数は最終的に30万人近くになったということです。

 これについてカヴァロ氏は「2009年の新型インフルエンザの大流行で『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態』が宣言された時、米国への出入国禁止令は出されたか。中国やドイツ、日本、その他の国々は米国人観光客の入国を拒否したか。その答えは『ノー』だ」と指摘しています。

 また、「中国が新型肺炎と戦っている時に、中国と中国の人々を非難するような言動をとることは理解し難い。中国政府は社会、家庭、国民を守るため、莫大な経済的代価を払っている。世界は、危機に直面した中国の対応を称賛するべきだ」としました。

 カヴァロ氏は最後に「中国と中国の人々を支持する言葉も行動も無いのであれば、口を閉じていて欲しい」と綴りました。(提供/CRI

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