中国の北斗衛星4基がネットワークに加入し稼働開始

人民網日本語版    2020年2月18日(火) 18時30分

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中国衛星測位システム管理弁公室によると、北斗衛星測位システムの41・49・50・51基目の衛星が軌道上での試験やネットワーク加入評価などの作業を完了し、このほど正式にネットワークに加入し稼働開始した。

中国衛星測位システム管理弁公室によると、北斗衛星測位システムの41・49・50・51基目の衛星が軌道上での試験やネットワーク加入評価などの作業を完了し、このほど正式にネットワークに加入し稼働開始した。中国新聞網が伝えた。

うち41基目は地球静止軌道衛星、49基目は傾斜対地同期軌道衛星で、いずれも中国空間技術研究院によって開発された。前者は2018年11月1日、後者は2019年11月5日に西昌衛星発射センターから打ち上げられた。50・51基目は中円軌道衛星で、中国科学院小型衛星革新研究院によって開発され、2019年11月23日に西昌衛星発射センターから打ち上げられた。

北斗プロジェクトの7大システム、300以上の研究・建設機関、10万人以上の科学研究者の共同努力により、2017年11月からわずか2年余りの時間で、中国は18回連続でネットワーク構築打ち上げに成功した。北斗3号ネットワーク構築衛星28基、北斗2号予備衛星2基を順調に予定の軌道に送り込んだ。平均で衛星を毎月1.2基打ち上げるペースにより、衛星測位システムネットワーク構築ペースの世界記録を更新した。

北斗3号グローバルシステムのネットワーク構築は現在、戦いの勝利を決めるラストスパートの段階に入っている。計画によると、中国はさらに今年上半期に地球静止軌道衛星を2基打ち上げる。当初の目標より半年前倒しですべてのネットワーク構築衛星の打ち上げを完了する。(編集YF)

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