華為の5G技術は民主制度を脅かすものではない

CRI online    2020年2月16日(日) 19時40分

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ドイツを訪問中の米民主党のナンシー・ペロシ下院議長は現地時間14日、ミュンヘン安全保障会議の初日に講演し、「各国が第5世代(5G)移動通信システムを発展させる中、中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の導入を慎重に考えるべきだ。中国はファーウェイを通じて、デジタル独裁を目指...

 ドイツを訪問中の米民主党のナンシー・ペロシ下院議長は現地時間14日、ミュンヘン安全保障会議の初日に講演し、「各国が第5世代(5G)移動通信システムを発展させる中、中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の導入を慎重に考えるべきだ。中国はファーウェイを通じて、デジタル独裁を目指している」と批判しました。

 同会議に出席している傅瑩全国人民代表大会外事委員会主任委員・前外務次官は席上、「中国は改革開放以来、数多くの西洋技術を導入してきた。しかし、中国の政治体制はこれらの技術による脅威を受けたことはなかった」と英語で反論しました。

 また、傅委員はペロシ議長に対して、「技術は一種の道具である。中国は40年前から改革開放を行い、数多くの西洋技術を導入した。マイクロソフト、IBM、アマゾンが中国に事業を展開している。中国は情報ネットワークの構築以降、1G、2G、3G、4Gを含むすべての技術は西側の先進国から導入したものであるが、中国の政治体制は全く影響を受けていない。なぜ、ファーウェイの技術を西洋諸国の5G構築に取り入れると、政治制度を脅かすことになるのだろうか。民主制度はこんなに弱いものと思っているのだろうか。ファーウェイのようなハイテク技術開発の会社だけで脅かされるものだろうか」と質問を投げかけました。

 この言葉を受けて、現場の参加者たちから傅委員に拍手が送られました。(提供/CRI

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