マスク未着用でジョギングの教師を処分=「他に誰もいないのにマスク必要?」ネットで疑問の声―中国

Record China    2020年2月16日(日) 21時20分

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14日、中国メディアの網易新聞は、マスクを着用せずにジョギングをしていた教師が処分されたと伝えた。写真はマスク。

2020年2月14日、中国メディアの網易新聞は、マスクを着用せずにジョギングをしていた教師が処分されたと伝えた。

記事によると、江西省豊城市に住む教師が、自宅マンションの敷地内でマスクを着用せずにジョギングをしていた。3~4周走ったところで疫病予防人員のボランティアが、家に戻るよう注意し、外出時には必ずマスクを着用するよう求めた。

だが教師は注意に耳を貸さず、ボランティアと言い争いになった。教師は「鍾南山(ジョン・ナンシャン、中国の感染症研究の第一人者)氏は、家の中や人が密集していない所ではマスクを着用する必要はないと言っていた」ことを理由に、マスクを着用するようにとの指示に従わなかった。そのため、強制隔離地点へ連れていかれて隔離となり、過失として記録を留める処分を受けた。

これについて、中国のネットユーザー上では、「問題なのは、鍾南山氏が確かにそのように言っていたということだ」「テレビでは毎日、人が少ない所ではマスクを着用しなくてよい、節約した分を医療関係者に回せるといっているのに、今度はマスク着用義務なんて、混乱してないか?」などと指摘するコメントが多く寄せられた。

また、「他に誰もいないのにマスクをする必要があるのか?」「これはやりすぎ。恐れとは無知から生じるものだ」「この人は患者でも濃厚接触者でもないのに強制隔離?処罰とはこの教師に感染させることなのか?これはあまりに卑劣なやり方だ」など、当局の対応を非難する声も多かった。(翻訳・編集/山中)

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