【CRI時評】デマや偏見に新型肺炎との戦いを破壊させてはならない

CRI online    2020年2月9日(日) 21時40分

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世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日、WHOは新型コロナウイルスの感染を抑えるだけでなく、誤った情報を伝え、新型肺炎との戦いへの対応を破壊するネット上の発信者や陰謀論者と戦っていると語った。彼は、誤った情報は医療従事者の仕事を困難にし、政策決定者の注意力をそらし、混乱...

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 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日、WHOは新型コロナウイルスの感染を抑えるだけでなく、誤った情報を伝え、新型肺炎との戦いへの対応を破壊するネット上の発信者や陰謀論者と戦っていると語った。彼は、誤った情報は医療従事者の仕事を困難にし、政策決定者の注意力をそらし、混乱を引き起こし、一般の人々に恐怖を伝える。そのため、WHOはまさに虚偽の情報の氾濫を食い止め、真相を発表するチームを作りつつあると強調した。

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 米国籍のイタリアの作家、馬意駿(Mario Cavolo)氏はチャイナ・メディア・グループ(CMG)のインタビューに答えて、2009年の米国のA型H1N1亜型インフルエンザの流行がもたらした感染者数と死亡者数は彼にショックを与えたが、当時、米国の疾病予防管理センターを非難した者は誰もいなかった。ところが、中国を中傷しようとする一部の人々は今回、中国を攻撃しており、「こうした明らかに相反する態度は恐ろしい」と語っている。

 スペインのサンチェス首相はSNS上にメッセージを発し、「誰もウイルスなどではない。排外主義こそが本当のウイルスだ」と指摘している。

 シンガポールのリー・シェン・ロン首相は、公衆衛生事件は国家と人種の間の問題ではなく、各国は中国と心をひとつにして協力してこそ、ともに課題を克服できる、と語っている。

 このグローバル・ヴィレッジにおいては、ウイルスは人類共通の敵だ。中国が最も全面的で最も厳格な予防・抑制措置を採っているのは、中国の国民を守るだけでなく、世界の人々を守るためだ。共通の脅威に直面し、各国は客観的、公正に感染状況を評価し報道して、侮辱的で差別的な言行に共同で反対し、偏見やデマ、誤った情報といった「政治的ウイルス」を共同で排除していく必要がある。(CRI論説員)

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