習近平国家主席は先日の重要な会議で、新型コロナウイルス感染による肺炎の予防と抑制が最も大変な時期に至れば至るほど、法に基づく予防と抑制を堅持しなければならないと強調し、具体的な要求を提出した。これらの論断は、中国の執政党が全面的な法に基づく国家統治の思想を堅持し、疫病の予防と抑制に力強い法治保障を提供できることを十分に体現している。

　今回の疫病が発生すると、中国は、新型コロナウイルス感染による肺炎を法定伝染病として管理し、中国大陸部の31省・自治区・直轄市の全てで「突発的な公衆衛生事件に対する第一級（最高レベル）の応急対応」を発動した。感染が疑われる患者と確定した患者について「受け入れるべきものは漏れなく受け入れ、治すべきものは漏れなく治す」を全力で遂行し、職務履行が不十分な政府関係者らが法に基づき免職・問責されるなど、法治精神は今回の疫病の予防と抑制において十分に体現されている。

　現在は疫病の予防と抑制において鍵となる時期にあり、法に基づく科学的で秩序ある予防と抑制が非常に重要となる。中国は、重大な突発事件への対応の中で法治建設を推進する。これは、リスクや試練に対する「ファイアウォール」の構築に有益であるだけでなく、中国の制度的優位性のガバナンス機能へのより良い転化の促進にも有益であり、中国の社会・経済の長期的な安定した発展により強力な保障を提供する。（CRI論説員）