「私はウイルスではありません。差別しないで」、中国系住民が訴え―イタリア

Record China    2020年2月7日(金) 16時20分

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イタリア・フィレンツェで2日、現地在住の中国系男性が「私はウイルスではありません」と書いた看板を掲げて街中に立ったところ、多くの通行人から温かい反応が示された。写真は武漢。

中国メディアの中国新聞網によると、イタリア・フィレンツェで2日、現地在住の中国系男性が「私はウイルスではありません」と書いた看板を掲げて街中に立ったところ、多くの通行人から温かい反応が示された。

中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、海外では中国人や中国系住民に対する差別問題がたびたび起きているという。こうした中、男性は目を黒い布で覆い、白いマスクを着用。「私はウイルスではありません。私は人間です。私を差別しないで」と書いた看板を傍らに置き、1人静かに立ち続けるという方法で「差別に反撃」した。

道行く人の中には素通りする人もいたが、歩み寄って男性のマスクを外した上でハグする人も多かったそうだ。中国メディアはこの行為を「差別に対する最も効果的な反撃」とたたえている。(翻訳・編集/野谷

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