中国はいかにして中国にいる外国人の健康を守っているのか―中国メディア

Record China    2020年2月4日(火) 19時20分

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3日、中国メディアの観察者網は、同日行われた中国外交部による定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染から外国人をどのようにして守っているのかについて説明があったと伝えた。写真は武漢市。

2020年2月3日、中国メディアの観察者網は、同日行われた中国外交部による定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染から外国人をどのようにして守っているのかについて説明があったと伝えた。

会見では、記者から「新型コロナウイルスの感染による肺炎が発生して以来、中国は湖北省武漢市などの地域にいる外国公民の健康安全を守る措置を取っているのか。外国人はどんなルートで中国の疫病予防コントロールの進捗状況を知ることができるのか」との質問が出た。

これに対し、華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「中国は在中外国人を高度に重視しており、特に湖北省武漢市にいる各国公民の命の安全と健康について有効な措置を積極的に取っている。外国人の合理的な関心と要求は直ちに解決する」と語った。

その上で、実際に行っている措置について紹介。「湖北省にいる外国人に肺炎の流行状況に関する情報と協力を提供するため、湖北省の関連部門は湖北省にいる外国籍の人や留学生および外国人旅行者を対象とした24時間のホットラインを開設し、公式サイトと湖北外事の微信(WeChat)公式アカウントで英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、日本語、韓国語、スペイン語の多言語で疫病流行について通知し予防知識を伝えている」と説明した。

また、「北京、上海天津、広東、江蘇、新疆ウイグル自治区など、多くの省区市でも現地で生活する外国人に対して公開書簡を送り、疫病予防や指定治療ポイントなどの情報を提供している。なおかつ、現地の実際の状況に照らし合わせ、現地の外国人への情報共有やサービス提供を強化している」と回答した。

このほか「外交部は英語サイトに『新型コロナウイルスによる肺炎の流行状況』という特別欄を開設し、国家衛生健康委員会の疫病予防に関する権威ある情報を随時集計更新して、外国人が直ちに理解できるようにしている」と語った。

さらに、「外国人が予防知識を理解できるよう、国家移民管理局は中国疾病予防コントロールセンターが発表した『新型コロナウイルス感染の肺炎についての公衆予防の注意』を、英語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、日本語、韓国語に翻訳しており、外国人はネットで調べることができる。われわれも大使館を通して関係する多言語の情報を広く配布している」と述べた。

華報道官はまた、「われわれはこの戦争に勝つ自信と能力を持っている。中国にいる外国人は過度に恐れることがないように」とも述べ、「中国は透明性と高い責任感に基づき、国際社会との協力を強化して、中国公民と外国人の命の安全と健康を守る」と語った。(翻訳・編集/山中)

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