新型肺炎拡大が影響?文大統領の支持率下落、女性・若者層で顕著

Record China    2020年2月4日(火) 15時40分

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文大統領の支持率が45%に下落。女性の不支持が際立ち、新型コロナウイルスの感染拡散による不安感が影響しているとの見方も出ている。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

2020年2月3日、韓国・世界日報は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が45.0%に下落したと報じた。記事は、新型コロナウイルスの感染拡散による不安感で女性の支持率が大幅に下落し、20~30代の下がり幅が大きく影響したと分析している。

記事は、世論調査専門機関のリアルメーターが実施した1月第5週の週間集計の結果として、文大統領の支持率が前の週に比べ2%下落し45%となったと報じた。

特に、女性は49.4%から45.4%に4%下落して全体を押し下げ、年齢別では30代が49.2%から42.9%と6.3%、20代は47.8%から42.9%と4.9%いずれも下落したという。記事は「若年層の下落傾向が際立った」としている。

また、リアルメーターのイ・テクス代表がラジオのニュース番組に出演した際、「女性層で今週(支持率が)下落したのは、新型コロナウイルスが女性にとって敏感な話題になっているからだ」などと分析したことを報じている。

これに、韓国のネットユーザーからは、支持率「45%」を「4.5%ではないのか」「実際の支持率は4.5%」などと皮肉るコメントなど、文政権に厳しい声が多く上がっている。

一方、新型コロナウイルス対策などで国難に直面していることをおもんぱかってか、「つらい時局ですが、元気出して。国民みんなで頑張ろう」と大統領を励ましながら、国民を鼓舞する声も上がっている。(翻訳・編集/関)

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