CCTVアナウンサー、日韓などからの新型コロナウイルス「逆輸入」に懸念―中国メディア

Record China    2020年2月26日(水) 16時20分

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25日、中国中央テレビ(CCTV)の微博公式アカウントの央視新聞は、中国は新型コロナウイルス流行の情勢が好転しつつある一方、日韓を経由してウイルスが再び国内に入ってくる可能性があると伝えた。

25日(北京時間)、中国中央テレビ(CCTV)の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)公式アカウントの央視新聞は、中国では新型コロナウイルス流行の情勢が好転しつつある一方、日韓を経由してウイルスが再び国内に入ってくる可能性があると伝えた。

央視新聞はCCTVの番組「新聞聯播」の動画を掲載。動画で同局の女性アナウンサーは、「中国では同日、湖北省を除き、新規感染者の数が初めて1桁になり、23省では0人になった」と説明する一方で、「事態は好転しつつあるが、日韓など周辺諸国はこの2日間で感染者が急速に増えている」「国際ルートを経由して、中国に新型コロナウイルスが再来するリスクがある」と伝えた。

そして、「こうした状況では、まず思い切った判断が必要だ」とし、「新型コロナウイルスは少し遅れを取ればすぐにまん延する可能性がある。山東省や吉林省、遼寧省などはすでに主体的に措置を整え、入境者に厳しい検疫を実施している。このような迅速な対応が不可欠だ」と論じた。

次いで、「予防と管理を徹底するとともに、助け合いも必要だ。今、地球は一つの村で、お互いがお互いの一部だ。そして、ウイルスは皆の共通の敵だ。中国の防疫の経験と重要な情報をすぐに共有し、他の国々が遠回りしないよう、できるだけ早くウイルスのまん延を防ぐのだ」と伝えた。

最後に、「1日も早く(新型コロナウイルスに)勝利し、共に『山川異域,風月同天』(日本の団体が中国への支援物資に添えた、離れていてもつながっているという意味の漢詩)の素晴らしさをたたえたい」と結んだ。(翻訳・編集/毛利)

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