中国人への差別が世界各地で、「病気か」と留学生に罵声―中国メディア

Record China    2020年2月3日(月) 18時20分

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2日、観察者網は、中国での新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外で中国人が差別的なトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいると報じた。写真は英シェフィールド大学。

2020年2月2日、観察者網は、中国での新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外で中国人が差別的なトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいると報じた。

記事は、英メディアの報道として、1月30日に英シェフィールド大学に通う中国人女子留学生が見知らぬ3人に「なんでお前はマスクをしているのか。病気があるのではないか」と取り囲まれ罵声を浴びせられるトラブルが発生したと紹介。英国内でも中国での新型コロナウイルス感染に関して多く報道されており、現地では「マスクを着用している人は病気持ち」という誤解が広まっていることが背景にあると説明した。

また、ドイツのベルリンでも今月1日、23歳の中国人女性が別の女2人に襲撃され、髪の毛を引っ張られた揚げ句に殴る蹴るなどの暴行を受けて負傷し、入院する事件が発生したことを、地元メディアの報道として伝えている。

さらに、韓国では大統領府に「中国人の入国禁止」を求める請願が数十万人分寄せられたこと、ベトナムでは一部飲食店で中国人の入店を拒否する事態が発生したこと、フランス、カナダなどでも人種差別的な言動によるトラブルが生じたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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