日本はマスク寄付、台湾はマスク確保、中国メディアが「モラル」比較

Record China    2020年1月30日(木) 20時40分

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中国メディアの環球網は29日、中国版ツイッター・微博のアカウントで、新型コロナウイルスへの感染が拡大する中での日本と台湾の対応を比較する文章を投稿した。

中国メディアの環球網は29日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウントで、新型コロナウイルスへの感染が拡大する中での日本と台湾の対応を比較する文章を投稿した。

文章は同メディアの副編集長によるもので、「比較しなければモラルは見えない。日本人はマスクを寄付し『武漢頑張れ』と書いた。台湾当局は輸出を制限しマスクを確保しようとした。比較しなければモラルは見えない」とつづられている。台湾財政部は23日に、1月24日から2月23日までの1カ月間、マスクの輸出規制を実施すると発表していた。

この投稿には1000件に迫るコメントと、1万を超える“いいね”が付いている。コメント欄には、「今回の件で台湾当局への認識が変わった」「心が寒々するとしか言えない」「台湾人だけど政府のやり方は軽蔑する」などの台湾当局への批判のほか、「日本には感動した。支援をありがとう」といった声が並んだ。

台湾政府の輸出制限をめぐっては、台湾のタレントのファン・ウェイチー(范瑋[王其])がこのほどフェイスブック上で痛烈に非難したことが話題に。また、キムタクの大ファンとして知られる台湾のタレント「大S」こと徐熙媛(バービィー・スー)は、日本でマスク1万枚を購入して武漢に寄付したことを台湾のネットユーザーから批判されると、「人類がピンチにある時、あだや恨みを忘れて互いに助け合うべきという思い以外に何もない」などとコメントした。(翻訳・編集/北田

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