中国の「無人艦」開発の進展に海外メディアが関心―中国紙

Record China    2020年1月21日(火) 8時40分

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20日、中国紙・環球時報は、中国の「無人艦」開発の進展に海外メディアが関心を寄せていると報じた。資料写真。

2020年1月20日、中国紙・環球時報は、中国の「無人艦」開発の進展に海外メディアが関心を寄せていると報じた。

環球時報によると、ニュージーランド・ヘラルドは18日付の記事で、中国の新しい攻撃型無人艦「JARI-USV」が初めての試験航海を行ったことを取り上げた。

JARI-USVについて「対潜および対艦任務を遂行するこの船は以前、南アフリカで開催された航空航天・防衛見本市で、コンセプトモデルが公開された」と紹介。「当時の資料によると、全長15メートル、全幅4.8メートル、喫水1.8メートル、排水量20トン、速力最大78キロ、航続距離926キロ。アクティブ・フェーズドアレイレーダーおよびその他の高度な電子システムを装備し『ミニイージス艦』と呼ばれている。前方デッキに30mm速射砲、船体中央には小型の対空ミサイルを搭載できる四つの小型垂直発射システム(VLS)、魚雷発射装置などがある。空母または強襲揚陸艦に搭載すして、偵察および攻撃プラットフォームを提供することができる。技術が成熟すれば、敵の大型水上艦にウルフパック攻撃を仕掛けることさえできるようになるという。しかしリポートによると、悪い気象条件下での迅速な展開と回収や航行安全などの技術的な障壁がまだ残っているという」と伝えている。

環球時報によると、米サイトのロボティクス&オートメーションニュースも18日付の記事で、中国初の無人貨物船が昨年12月、広東省珠海市の東澳島で初めての試験航海を行ったことを取り上げ、「この船は、自動操縦技術とリモートコントロールによって操作される。さらに電力推進システムも装備されている。これら技術の蓄積は、中国の無人船分野でのブレークスルーに資することになるだろう」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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