2019年10月に死去した韓国アイドルグループf(x)元メンバーのソルリについて、同年11月に急逝した台湾の俳優ゴッドフリー・ガオ（高以翔）に比べて、あまりにも哀れだとネット上では悲しみの声が上がっている。

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f(x)元メンバーのソルリは19年10月14日、自宅で死亡しているのが発見された。このほどソルリの実兄がSNSを通じて、実父との間で遺産をめぐるトラブルが発生していることを告白。両親の離婚後、すでに他人同然だったはずの父親だが、ソルリの墓に一度も足を運んでいないとも明かしている。

19年11月、台湾の俳優ゴッドフリー・ガオが中国・浙江衛星テレビのバラエティー番組収録中に倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。人気俳優の急逝に、責任問題をめぐってネット上では浙江衛星テレビに対する批判の声が渦巻いた。しかし、ゴッドフリー・ガオの両親は表立って何かを表明することもなく、淡々と事後処理を進める姿が印象的で、両親をはじめ遺族が非常に道徳的で高潔だとして多くの人々の心を打った。

19年10月のソルリの葬儀には、f(x)中国人メンバーのビクトリア（宋茜）も、ドラマ撮影を急きょ抜け出して渡航ビザ取得に奔走したのち、慌ただしく韓国へ飛ぶ姿が報じられた。中国のネット上ではソルリの遺産騒動について、「他人でも必死に葬儀に駆け付けたのに、肉親ながら墓参りもしないなんて」「世間に息子のよい印象だけを残すため、沈黙を続けたゴッドフリー・ガオの両親とは大違いだ」と、ソルリに向けて哀れみの声が多く上がっている。（Mathilda）