【CRI時評】より緊密な中国・ミャンマー運命共同体の構築を促進

CRI online    2020年1月17日(金) 14時10分

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 中国の習近平国家主席は17日、今年初の外遊となる2日間にわたるミャンマー公式訪問を始める。中国の国家主席がミャンマーを訪れるのは19年ぶり。習近平国家主席は訪問前、ミャンマーの多くの主要メディアに署名入り文章を発表し、政治的相互信頼、実務協力、人的・文化交流のレベルから両国の友...

 中国の習近平国家主席は17日、今年初の外遊となる2日間にわたるミャンマー公式訪問を始める。中国の国家主席がミャンマーを訪れるのは19年ぶり。習近平国家主席は訪問前、ミャンマーの多くの主要メディアに署名入り文章を発表し、政治的相互信頼、実務協力、人的・文化交流のレベルから両国の友好協力関係を称賛し、今回の訪問でより緊密な中国・ミャンマー運命共同体の構築を促進し、千年続く「同胞・親戚」の友情の新しいページを切り開いていくことを希望するとした。

署名入り文章の中で、習近平国家主席は、新時代における中国・ミャンマー関係の発展について四つの提案を行った。

第一に、戦略的対話を強化し、二国間関係の新たな青写真を描く必要がある。中国側は、戦略的次元と長期的視点から全面的戦略協力パートナーシップを深め、運命共同体の意識が両国の人々の心に根付くようにし、中国とミャンマーの全面的協力を推し進めるための強固な政治的基盤を築くのを助ける。

第二に、経済貿易交流を深め、互恵協力に新たな原動力を注ぎ込む必要がある。習近平国家主席は今回発表した署名入り文章の中で、中国・ミャンマー経済回廊の枠組みが概念から実質的な計画・建設段階になるようにし、両国は相互連結、電力エネルギー、交通輸送などの分野での実務協力を深め、中国とミャンマーの互恵協力が人々により多くの「ボーナス(利益)」をもたらすようしっかり取り組む。

第三に、相互参照を強化し、「同胞・親戚」の友情に新しい内容を加える必要がある。両国の友好的民意の基盤が、今年開催される一連のイベントを通じて一層強固になることが期待される。

第四に、調整と協力を強化し、地域の平和と安定の新たな局面を切り開く必要がある。一国主義と覇権主義の絶え間ない台頭を前にして、中国とミャンマーは引き続き多国間メカニズムの枠組み内での協力を深め、相互尊重、公正・正義、協力・ウィンウィンを旨とする新しいタイプの国際関係の構築に貢献すべきだ。

今年は、中国とミャンマーの国交樹立70周年だ。習近平国家主席が今年初の外遊にミャンマーを選んだことは、中国がミャンマーとの関係を非常に重視していることを十分に示している。各分野での協力を深めることで、新時代の中国・ミャンマー関係が必ずや両国の人々をより幸せにし、地域の平和・発展と人類運命共同体の構築にプラスの原動力を注ぎこむことができると信じている。(CRI論説員)

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