2020年1月15日、中国僑網はフランスの商業団体が「中国人観光客に喜ばれる」ためのガイドを作成したと報じた。

記事は、フランスの華字メディア欧州時報の報道を引用。中国人観光客に人気の海外旅行先である仏コート・ダジュールにあるニースの商工会が「中国人観光客に喜ばれる」ためのガイドを発行し、中国人観光客の伝統的な考え方や、中国人観光客の飲食の好みなどを紹介しているという。

ガイドではまた、中国人観光客が重要視することとして、Wi-Fi、店内の装飾、中国語の翻訳の有無、スマートフォン決済の可否、お湯の提供の有無、従業員の態度や笑み、融通が利くかどうかといった点を挙げられたという。

記事によると、ガイドではさらに、「中国人客は高級ブランド品を多く購入する傾向がある」とされたほか、「25～30歳では靴や衣服が、30～35歳では電子製品やトランクが、35～40歳では宝飾品や健康食品が好まれる」と紹介しているという。

フランスを訪れる中国人観光客は2018年に200万人を突破しており、数カ月前には中国からニースへの直行便が開通したことで、現地を訪れる中国人観光客は今後さらに増えることが予想される。（翻訳・編集/川尻）