【CRI時評】中国の対外貿易がまたもや史上最高を記録し、グローバル経済に安定したパワーを注ぐ

CRI online    2020年1月14日(火) 21時35分

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 中国税関が14日の火曜日に発表した最新のデータは、2019年の中国の対外貿易輸出入総額が対前年3.4%増の31兆5400億元となり、通年の輸出入、輸出、輸入のいずれもが史上最高となったことを示している。 2019年、世界経済の顕著な特徴の一つは、一国主義と保護主義の影響によって...

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 中国税関が14日の火曜日に発表した最新のデータは、2019年の中国の対外貿易輸出入総額が対前年3.4%増の31兆5400億元となり、通年の輸出入、輸出、輸入のいずれもが史上最高となったことを示している。

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 2019年、世界経済の顕著な特徴の一つは、一国主義と保護主義の影響によって世界貿易全体が低迷したことだった。こうした背景の下で、2019年の中国の貿易輸出入は量的に安定した増加を実現したばかりか、質的にも安定した向上を成し遂げた。とりわけ目覚ましい点は主に次の四つの面に現れている。まず、中国の輸出入の構造が引き続き最適化に向かっていること。次に、中国の多様化した輸出入市場の開拓が顕著な成果を収めており、国際市場の「友人の輪」がますます拡大していること。第三に、民間企業がますます重要な役割を発揮していること。第四に、中国の輸出商品の国際的競争力の優位性が明らかに高まっていることだ。

 対外貿易は一国の経済の発展状況を見る上での重要な窓だ。中国の2019年の輸出入は依然として安定しつつ質を高めており、それだけを見ても中国経済のリスクに対する抵抗力と粘り強さが分かる。中国経済の着実な発展が対外貿易の成長に堅実な基盤を築いてことは明らかだ。

 現在、グローバル経済は引き続き成長が鈍化し、不安定、不確実な要因が増大しており、中国の対外貿易の発展が直面する外部環境は依然として厳しく複雑だ。だが、中国の対外貿易構造の最適化、動力転換の加速という全体的な趨勢は決して変わることはない。他にも、中国が断固不動の開放の拡大、特にルールなど制度面に重きを置く開放をよりいっそう重視していることが、対外貿易の質の高い発展を助けている。例えば、深センの先行モデル区、上海自由貿易区の臨海新区や新たに設けられた6箇所の自由貿易試験区、「ビジネス環境改善条例」の公布などがそうだ。

 2020年は始まったばかりだが、中国の対外貿易が全体として安定した成長状態を保つと同時に世界的な競争力をさらに高め、グローバル経済の成長の中で引き続き重要な役割を果たすと信ずる十分な理由がある。(CRI論説員)

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