英国ネットユーザーが中国高速鉄道をうらやましがる―中国メディア

Record China    2020年1月15日(水) 7時30分

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13日、観察者網は、中国高速鉄道の建設速度について英国のネットユーザーから羨望(せんぼう)の声が出ていると報じた。

2020年1月13日、観察者網は、中国高速鉄道の建設速度について「英国のネットユーザーから羨望(せんぼう)の声が出ている」と報じた。

記事は、北京市と河北省張家口市を結ぶ総延長約174キロ、最高時速350キロの高速鉄道・京張都市間鉄道が昨年末、着工から4年で営業運転を開始したと紹介。その建設速度とともに、トンネルの中でも4G、5G通信が使えるなど利便性も兼ね備えていることに、「英国のメディアが驚きを示した」と伝えた。

また、英国のネットユーザーからは「今の中国はなんでもできるという感じがする」「今年は中国に移住すべきだ。中国はもはや世界で最も先進的な国だからだ」といった賛嘆の声が寄せられるとともに、多くのユーザーが10年以上経過しても着工しない自国の高速鉄道HS2の状況を嘆いたとしている。

記事はHS2について、「2007年6月に構想が打ち出されたロンドンを起点とする路線で、全2期工事の総延長は555キロである」としたうえで、認可に時間がかかること、住民の反対や労働者の安全確保など種々の問題により英国政府が再三プランの変更を行っていていまだ着工していないこと、予算も07年当時の71億ポンド(約1兆円)から昨年8月には560億ポンド(約8兆円)にまで膨れ上がったことなどを紹介した。

そして、再び英国のネットユーザーの声として、「もう中国にHS2を建設してもらうべき」「イノベーション思考とハイテクこそ英国に必要であり、HS2はいらない。完成する頃には時代遅れになっているから」といったコメントを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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