故宮海淀北院区の建設が今年スタート 

人民網日本語版    2020年1月11日(土) 7時20分

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北京海淀区第16期人民代表大会第6回会議の第2回記者会見が8日に開かれ、故宮北院区プロジェクトの建設申請が、国家発展委員会からの意見付回答書により正式に承認されたことが明らかになった。

北京海淀区第16期人民代表大会第6回会議の第2回記者会見が8日に開かれ、故宮北院区プロジェクトの建設申請が、国家発展委員会からの意見付回答書により正式に承認されたことが明らかになった。北京頭条が伝えた。

故宮北院区を建設する目的は何だろうか?現在、故宮で展示されている文化財は、故宮が所蔵している文化財総量のわずか1%となっており、大量の文化財を展示するスペースないのが現状であり、修復が必要な文化財が多数あるものの、故宮では修復のための十分なスペースも確保できていない。故宮北院区が建設されると、そのほとんどの空間が、故宮文化財の展示と一部文化財の修復のために運用されるとみられる。

海淀区北部地区開発建設委員会弁公室の高志慶主任は、「故宮北院区は、海淀区永豊産業基地の北部、南沙河の南側、崔家窯ダムの北側に建設され、総建築面積は10万平方メートルに達し、明・清期の建築様式の建物が建設される。2020年に着工し、工期は3年を予定している」と紹介した。

故宮北院区がオープンすると、来場者数は年間300万人を上回ると予想されている。2020年、海淀区は故宮北院区と提携し、周辺施設の建設も推進していく。例えば、来場者の飲食やショッピングの需要を満たすための、建築面積10万平方メートルに及ぶ「中糧大悦城」は、3年の工期予定で、2019年末に着工した。宿泊施設については、故宮北院区と河向かいにある上村地区には、李家◆村(◆は土へんに文)や長楽村などの村落が残されており、「特色小鎮」の建設が計画されている。医療施設では、故宮北院区の南側に病床数300の海淀中医院の建設が計画されており、現在、プロジェクト申請の手続きが進められている。(編集KM)

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