原因不明の肺炎の疑いのある症例、韓国でも確認、中国籍女性―中国メディア

Record China    2020年1月9日(木) 16時10分

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8日、中国メディアの観察者網は、中国湖北省武漢市内で多発している原因不明の肺炎に関連し、「韓国でもこの疑いのある患者が初めて確認された」と報じた。写真は武漢市の華南海産物卸売市場。

2020年1月8日、中国メディアの観察者網は、中国湖北省武漢市内で多発している原因不明の肺炎に関連し、「韓国でもこの疑いのある患者が初めて確認された」とし、韓国・聯合ニュースの8日付報道を引用して次のように伝えている。

韓国の疾病管理本部は8日、韓国国内で「原因不明の肺炎」の疑いのある患者が発生したと明らかにした。

患者は中国籍の女性で、調査の結果、武漢市を訪れた際、感染経路として疑われている華南海産物卸売市場の訪問や野生動物との接触はなかったことが分かっている。武漢から戻ったあと、昨年12月17~25日は韓国国内にいて、26日から中国福建省アモイ市に出張し、30日に韓国に戻った。31日に咳(せき)やのどの腫れといった症状が出た。今月2~3日には咳と熱の症状が出たため病院を受診し風邪と診断された。7日に病院を受診し肺炎と診断され、盆唐ソウル大学病院に移送された。現在は隔離治療と検査を受けており、容体は安定しているという。

疾病管理本部はこの日会議を開き、中国保健当局の発表に基づき、危機段階レベルを「関心」で維持することにした。また、武漢からの入国者に関する情報を医療機関に提供したり、出国者を対象に案内文を配布したりするなどの予防管理対策をさらに強化することにした。(翻訳・編集/柳川)

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