安倍首相と文大統領の新年のメッセージ、相手国への態度に「大きな違い」―韓国メディア

Record China    2020年1月8日(水) 11時0分

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6日、韓国・聯合ニュースは、安倍晋三首相と韓国の文在寅大統領がそれぞれ国民に向け発表したメッセージには「かなりの違いがある」と伝えた。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

2020年1月6日、韓国・聯合ニュースは、安倍晋三首相と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新年を迎えてそれぞれ国民に向け発表したメッセージについて「相手国に関する言及の量と内容にかなりの違いがあった」と伝えた。文大統領は7日の新年の演説で日韓の懸案と関係改善に向けた期待を表明したが、安倍首相は6日の年頭記者会見で韓国について特に言及しなかったと指摘している。

文大統領は「日本は最も近い隣人だ」とし「両国の協力を一層、未来志向に進化させていく」との意志を示した。また「日本が対韓国輸出規制を撤回すれば、両国関係は一層早く発展できる」と述べ、懸案の解決案も提示した。さらに、輸出規制措置に対する韓国政府、企業、労働界、国民の対応にも言及するなど「文大統領は日本関連のテーマにかなりの時間を割いた」と、記事は説明している。

一方の安倍首相については、「安保政策と関連し日米韓協力に言及した以外には、韓国に触れていない」と指摘。「昨年の年頭記者会見でも、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉参加国として挙げた以外には、韓国に言及していない」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは文大統領の言動について、「今にも戦争するようなことを言ってたくせに、いまさら『近い隣人』?」「反日運動をあおり、竹やりを持って戦えと言ってたじゃないか」「近い隣人なのに、なぜ反日を扇動したの?」「態度をコロコロ変える人間は信用できない」などと批判する声が殺到している。

その他、「文政権になる前は、この反対の状況だった。日本は毎年、韓国のことを重要な隣人だと言っていたよ」「日本による侵略より、朝鮮戦争以後、北朝鮮に殺された人の方がずっと多いのに、なぜ日本にばかり謝罪を求めるのか。日本は何度も謝罪してるが、北朝鮮が一度でも謝罪したことがあるか?」など、さまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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