ソウルの日本大使館前が“戦場”に?=韓国ネット「元慰安婦のせいでめちゃくちゃ」

Record China    2020年6月23日(火) 16時30分

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22日、韓国・マネートゥデイは、ソウル日本大使館前に設置されている少女像の前で28年間に渡り行われてきた「水曜集会」が「今週から開催不可能になる見通し」だと伝えた。写真は韓国の慰安婦問題に関する看板。

2020年6月22日、韓国・マネートゥデイは、ソウル・鍾路(チョンノ)の日本大使館前に設置されている慰安婦像の前で28年間にわたり行われてきた、元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」による、いわゆる「水曜集会」が「今週から開催不可能になる見通し」だと伝えた。

鍾路警察署によると、保守団体「自由連帯」が24日から7月15日まで慰安婦像前で集会を行うことを警察に届け出た。集会は先に届け出をした団体に優先権が与えられる。届け出は毎日午前0時から可能だが、慰安婦像前での集会を継続するために自由連帯の会員が24時間、鍾路警察署に待機しているため、正義連が優先権を取り戻すのは当面、不可能とみられている。

正義連は、慰安婦像前から1ブロックほど離れた聯合ニュースのビル前で水曜集会を続ける計画だと明かしている。

ただ、記事によると、自由連帯側が「慰安婦像廃棄」を主張してきたことから、像を管理している鍾路区庁は24日からの「施設保護」を管轄署に要請した状態だという。そのため、記事は「自由連帯も慰安婦像前では集会ができなくなった」と伝えている。

両団体が物理的に衝突する可能性もあるため、警察は慰安婦像の周囲から距離を置いた場所を集会の空間として保障するなど、慰安婦像を「緩衝地帯」として活用する計画だという。また、どちらの集会も日本大使館から100メートル以内の区域で行われるため、外交機関の機能と安寧を侵害する行為、団体間の衝突が発生しないよう対応する方針だという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「1人の元慰安婦のせいで、めちゃくちゃになってしまった」「数十年間続けてきたことが、一瞬で崩れ落ちるなんて」「李容洙(イ・ヨンス)さん、これがあなたの望んでいたことですか?」「おばあさん、自分が何をしたのか、よく見るがいい」「何が保守だ」「保守を名乗るな。亡くなった独立運動家たちが泣いているぞ」など、団体間の衝突のきっかけとなる、正義連をめぐる不正問題の告発をした元慰安婦の李さんに対する怒りの声が殺到している。

その他、「安倍首相の笑い声が聞こえるようだ」「これを機に、尹美香(ユン・ミヒャン)前理事長が関わった団体は全て解散にすべき」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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