2019アセアン・ニューメディア・新技術ワークショップが中国で開催

人民網日本語版    2020年1月4日(土) 22時50分

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人民日報社が主催する「2019東南アジア諸国連合(アセアン)ニューメディア、新技術ワークショップ」がこのほど、四川省成都市と北京で開催された。

人民日報社が主催する「2019東南アジア諸国連合(アセアン)ニューメディア、新技術ワークショップ」がこのほど、四川省成都市と北京で開催された。カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムなどの東南アジア諸国のメディアの記者が成都国際鉄道・港展示センターや人民日報社、外交部(外務省)、孔子学院本部、京東集団などを訪問し、「一帯一路」(the Belt and Road)の共同建設の進展や成果、さらに、中国の主流メディアやIT企業の技術応用の成果に対する理解を深めた。人民日報が報じた。

成都国際鉄道・港展示センターの国際定期貨物列車「中欧班列」運行路線図の前で、外国人記者が同センターの職員に、「列車はどの駅に止まるのか?」、「平均時速は?」、「各列車の載貨重量トン数は?」など、たくさんの質問を投げかけていた。ミャンマー放送局の責任者は、「『一帯一路』の建設により、多くの発展途上国が益を受けている。中欧班列を例にすると、より多くの国と国が繋がるようになっており、貨物の運輸が便利になり、現地の住民にたくさんの益が及んでいる」と語った。

2013‐18年、成都を通過した国際定期貨物列車は31編制から2619編制に激増した。うち、中欧班列は1591編成に達した。19年10月末の時点で、中欧班列の運行便数は約2万編制。国際定期貨物列車は7路線、海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた複合一貫輸送サービスが5路線あり、中国国内の14都市と国外の25都市が結ばれている。ユーラシア大陸を貫通し、ポイントとなる主な都市が結ばれているため、より多くの国や都市に「一帯一路」建設の益が及ぶようになっている。ラオス紙「人民報」の記者は、「『一帯一路』建設により、各国の国民に発展の成果がシェアされている。ラオスの国民も中国の発展の経験から学び、自国の発展を加速させることを望んでいる」と語った。

中国のニューメディアの面の技術応用と発展の経験を共有するというのが今回のワークショップの主な目的の一つだった。ワークショップでは、中国の専門家が、「伝統的なメディアが、オムニメディアが発展する中、どのようにモデル転換を実現しているか」、「メディア融合の現状と発展について」、「人工知能はメディア融合発展においてどのように応用され、どのような成果を挙げているのか」などについてじっくりと語ると、外国人記者は真剣な目つきでそれを聞いていた。タイ紙の国際ニュース編集長は、「現在、タイのニューメディア技術は初歩段階。タイと中国がニューメディア報道の面でさらに協力を展開することを望んでいる」と語った。ビッグデータやクラウドストレージ、さらに人工知能に至るまで、中国のニューメディアにおける技術の応用は多元化しながら発展しており、ニュース、報道がさまざまなルートで発信される面で、重要な役割を担うようになっている。(編集KN)

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