慰安婦像反対デモをしていた韓国研究者、暴行され生卵投げつけられる

Record China    2020年1月9日(木) 15時40分

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8日、韓国・ペンアンドマイクなどによると、慰安婦像と徴用工像の設置に反対するデモを行っていた韓国・落星台経済研究所のイ・ウヨン研究委員が暴行される事件が発生した。写真はソウルの慰安婦像。

2020年1月8日、韓国・ペンアンドマイクなどによると、慰安婦像と徴用工像の設置に反対するデモを行っていた韓国・落星台経済研究所のイ・ウヨン研究委員が暴行される事件が発生した。

記事によると、イ氏は同日午後0時30分ごろ、約10人の参加者と共にソウルの日本大使館近くでデモを行っていたところ、突然近づいてきた市民に拳で左あごを殴られた。イ氏らは「日本は韓国の友人であり同盟だ」と書かれたプラカードや日韓友好を願うメッセージが書かれた横断幕を掲げていたという。また、現場のすぐ近くでは慰安婦問題解決に向け日本政府を糾弾する「水曜集会」が行われていた。暴行した市民はすぐに警察に連行されたという。

またその数分前には、別の市民がイ氏らに向かって生卵を投げつける事件も起きていた。さらにイ氏らの前にわざと車両を止めたり、車のクラクションを鳴らしたりしてデモを妨害する市民もいたという。

生卵を投げつけた市民は「日本側の記録だけを見て主張するイ氏は日本のスパイだ」「韓国の言い伝えや生存者の主張は無視している」などと主張し、「警察が(イ氏に)都心でのデモを許可したことも不当な公務遂行といえる。イ氏のように日帝称賛や歴史歪曲(わいきょく)をする者を処罰する法を制定するには市民が立ち上がらなければならない」と訴えた。生卵を投げたことについては「20個準備してきたが警察に取り上げられたため4~5個しか投げられなかった。そのうちの1個がイ氏に当たった」と話したという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「親日がソウルのど真ん中で騒いでいるのを放っておく国を正常だと言える?韓国は最も長く日本に弾圧された国なのに」「イ氏の方を連行するべきだ。まるで日本の警察だよ」「ここは本当に韓国?」など警察の対応に不満の声が数多く上がっている。

またイ氏に対し「日本から金をもらったのか」「そうやって生きても死ぬ前に後悔するだけ」など厳しい声も。

一方で、イ氏を襲撃した市民に対して「暴力は駄目。何か主張したいなら証拠を持ってくるべき」「感情が理性や現実を支配していては会話が成り立たない」「韓国が正義も常識も法もない国になってしまった」などの声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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