中国が独自開発の「一帯一路」沿線都市気象サービスネットワークがリリース―中国メディア

人民網日本語版    2020年1月6日(月) 8時40分

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中国気象局が2日明らかにしたところによると、中国が独自開発した、137の締約国(地域)をフルカバーする「一帯一路」沿線重要都市気象サービスネットワークが1日、正式にリリースされた。資料写真。

中国気象局が2日明らかにしたところによると、中国が独自開発した、137の締約国(地域)をフルカバーする「一帯一路」沿線重要都市気象サービスネットワークが1日、正式にリリースされた。人々は中国「一帯一路」の公式サイト、中国気象局のウェブサイトにアクセスし、目標都市の5日間の天気予報を見ることができる。気温、風向き、風速、降水量などが12時間毎に更新される。科技日報が伝えた。

世界気象機関(北京)運営弁公室の周慶亮(ジョウ・チンリアン)副室長は、「これらの予報サービスは特に現地ユーザーの需要、タイムゾーン、文化の違いを考慮した。これまで海外向けの予報は北京時間に基づいており、人々は時差を計算する必要があった。今回の予報・発表サービスはいずれも現地時間を採用し、風雲シリーズ気象衛星の写真、各都市の気候関連資料、関連情報などのコンテンツとセクションを設置した」と説明した。上述した気象情報サービスモジュールは中国「一帯一路」の公式サイト、中国気象局のウェブサイトのみならず、世界気象機関(北京)のウェブサイトにも接続している。世界の需要を持つユーザーは気象サービスをカスタマイズできる。沿線のプロジェクト建設、自然災害対策、人々の移動はより力強い予報サポートを受けることになる。

これは中国気象局が習近平(シー・ジンピン)総書記の重要指示の精神を深く貫徹・実行し、国の重大戦略に貢献し、「グローバルモニタリング、グローバル予報、グローバルサービス」の実施を推進する重要な措置で、国家級「一帯一路」気象サービス製品の空白を埋めた。これは中国の世界詳細化気象予報サービスの研究開発や応用が実質的な段階に入ったことを意味する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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