【CRI時評】中国は世界との共同発展に努力

CRI online    2020年1月1日(水) 0時50分

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 新年を迎える前夜、中国の習近平国家主席は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)とインターネットを通じて、2020年の新年の挨拶を発表した。習主席は過去一年間に収めた発展の成果を総括し、2020年を展望しつつ素晴らしい新年の幸せを祈った。 中国と世界にとって、2...

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 新年を迎える前夜、中国の習近平国家主席は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)とインターネットを通じて、2020年の新年の挨拶を発表した。習主席は過去一年間に収めた発展の成果を総括し、2020年を展望しつつ素晴らしい新年の幸せを祈った。

 中国と世界にとって、2019年は尋常ではない一年だった。一国主義や保護主義が台頭し、貿易摩擦がエスカレートした。全世界の各経済体は程度こそ異なるが、いずれも成長に対する圧力に直面した。2019年は新中国成立70周年に当たる年だった。中国の国内総生産(GDP)は100兆元に近づくと予想され、一人当たりのGDPは1万ドルの大台に近づく見込みだ。これらの成果に欠かせなかった三つの要因として改革、開放、イノベーションを挙げることができる。また、中国と国交を樹立した国は、2019年には180カ国にまで増加した。中国の「友人の輪」が絶えず拡大していることは、国際社会が中国の貢献を大いに認めている表れとも言える。

 中国は既定の目標に向けて前進している。その過程で、困難と試練に遭遇することは避けがたい。2019年には香港で過激な暴力犯罪活動が発生した。「一国二制度」の原則的最低ラインは深刻な挑戦を受け、国際社会から注目が集まった。一方で、マカオは2019年に祖国復帰20周年を迎えたが、「一国二制度」は実践に成功したことで、完全に実施可能、実現可能であり、人心を得ることが出来ることが示された。

 過去を振り返り総括することは、より良く前進するためだ。中国の2020年の発展目標の中でも、小康社会(いくらかゆとりのある社会)を全面的に達成し、一つ目の「百年の奮闘目標」を実現することが、人々の関心を大いに集めている。中国は2020年も引き続き「平和・開放・発展」をキーワードとして、寸刻を争う奮闘精神をもって、心を一つに努力する。中国は各国と手を携えて「一帯一路」の共同建設や人類運命共同体の構築に取り組み、さらに素晴らしい未来を切り開いていく。このことは、中国による自らの発展のための選択であり、不可欠なことでもある。そして、新しい一年における世界に対しての確たる約束でもある。(CRI論説員)

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