中ロ両国の首脳が新年の祝電 19年は関係発展の特別な年

人民網日本語版    2020年1月2日(木) 13時0分

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2019年12月31日、習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は新年の祝電を送り合った。新華社が伝えた。

2019年12月31日、習近平国家主席とロシアプーチン大統領は新年の祝電を交換した。新華社が伝えた。

習主席は、「まもなく過ぎ去るこの年は中国・ロシア関係の発展の歴史において極めて特別な1年だった。両国が国交樹立70周年をともに祝う友好ムードの中で、私とプーチン大統領は中ロ関係が新しい時代に足を踏み入れたことを共同で宣言し、両国の友好の新たなページを開いた。私たちが署名した両国による現代のグローバル戦略の安定強化に関する共同声明を発表し、グローバル戦略の安定を共同で維持するという中ロの固い決意を明らかにした。両国の経済貿易、エネルギー、人的・文化的分野、科学技術、地方など各分野の協力の注目点が次々に現れ、大きな成果が積み上がり、両国と両国民に確実な利益をもたらし、世界の平和と発展にも極めて大きく寄与した」と述べた。

習主席は、「2020年には中ロ科学技術イノべーション年がスタートする。双方は世界の反ファシズム戦争の勝利ならびに国際連合発足75周年を共同で祝うことになる。私はプーチン大統領と緊密な交流を維持し、手を取り合って二国間関係と各分野での協力が新たなステージに進むようリードし、多国間主義と国連を核心とした国際システムを共同で守り、中ロそれぞれの発展と振興に助力し勢いをつけ、百年の大変局の中にある世界により多くの安定性をもたらし、より多くのプラスのエネルギーを注入していきたい」と指摘した。

プーチン大統領は、「2019年には、双方の共同の努力の下で、ロ中の新時代の包括的・戦略的協力パートナーシップが重大な進展を遂げた。私と習主席はたびたび会談するとともに一連の重要な共通認識に到達し、ロ中の各分野における互恵協力の新たなビジョンをスタートさせた。両国の政府、立法機関、各部門間の協力は豊富な成果を上げた。ロ中の東ルート天然ガスパイプラインが完成・稼働し、ガスの供給が始まった。双方は地方協力交流年を成功させ、両国地方間の互恵協力をさらに促進した。来年には、私たちはもう1つの大型国家級テーマ年——ロ中科学技術イノベーション年をスタートさせる。ロシアはこのことを非常に重視している。私は、私たちの共同の努力の下で、ロ中の全方位的協力と国際問題における両国の建設的協力が絶えず新たなステージに進むことを確信する」と述べた。

また同日、李克強総理とロシアのメドベージェフ首相も新年の祝電を交換した。李総理は祝電の中で、「2019年は中ロ関係の発展にとって特別で重要な意義があり、中ロ関係は新時代の包括的・戦略的協力パートナーシップにバージョンアップした。双方は中ロ首相第24回定期会合を成功させ、多くの新たな協力について共通認識に達した。私はメドベージェフ首相ととともに、既存のメカニズムやプラットフォームの役割を十分に発揮して、両国の共同での発展・振興により多くの新たな原動力を注入したい」と述べた。

メドベージェフ首相は祝電の中で、「ロ中の包括的・戦略的協力パートナーシップは歴史的に最良の時期を迎えており、両国の各分野での協力が新しい年により多くの新たな成果を得ることを確信する」と述べた。(編集KS)

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