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【動画】中国メディアが安倍首相に独占インタビュー!「習主席と決意共にしたい」

配信日時:2019年12月26日(木) 10時0分
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中国四川省での日中韓首脳会談開催に先駆け、中国中央テレビは安倍首相に独占インタビューを実施。現在の日中関係や今後の日中韓協力などについて意見を求めた。

中国四川省での日中韓首脳会談開催に先駆け、中国中央テレビは安倍首相に独占インタビューを実施。現在の日中関係や今後の日中韓協力などについて意見を求めた。

安倍晋三首相と中国の李克強(リー・カーチアン)首相、韓国文在寅(ムン・ジェイン)大統領による3カ国首脳会談が21日に中国四川省の成都市で開かれた。それに先駆け、中国中央テレビ(CCTV)は東京で訪中前の安倍首相に独占インタビューを実施。現在の日中関係や今後の日中韓協力などについて意見を求めた。25日付で同メディアが報じた。

まず、中央テレビの記者は近年の安倍首相の訪中状況に言及。「首相が中国を訪問するのはこの2年間で2回目になりますが、このような頻度での訪中は日中関係にどのように作用すると考えますか」と尋ねると、安倍首相は「第一次政権に続き、第二次政権始動後も、私は日中関係を極めて重視しています。両国関係が緊密に連携しながら関係を発展させていく上で、首脳間の相互訪問・交流が極めて重要であると思います」と答えた。

また、昨年は5月に李首相が訪日し、10月には安倍首相が訪中したこと、さらに今年6月には主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて習近平(シー・ジンピン)主席が訪日したことを挙げ、「日中関係においてこのような緊密な相互訪問が実現していることをうれしく思います」と語った。さらに、今後の日中首脳間交流に関して、「日中両国はアジア、世界の平和と繁栄に大きな責任を共有しています。その責任を果たしていくという決意をお互いに共にしたいと思っています」と抱負を述べた。

続いて、記者は日中韓協力開始から20周年にあたる今回の日中韓首脳会談に言及。「日中韓の間には食い違いや厄介な問題が生じているとも指摘されていますが、今回の日中韓会談にどのようなことを期待しますか」と尋ねたところ、安倍首相は「3カ国にとって共通のテーマともなりうる環境問題、高齢化、人的交流について議論し、この3つの課題について3カ国で協力して成果を得たいと思っています。3カ国の間にはそれぞれさまざまな課題や問題があることも事実ですが、だからこそ、こうした場を活用して意見を交換し、率直な議論をし、少しでも前進させ、発展の礎にしていきたいと思います」と話した。

記者は続いて、「日中関係にとって最も大きな課題、そして今後に向けた最も大きなチャンスはどこにあるでしょうか。また、とりわけ経済貿易の領域で日中関係をよりよく発展させていくにあたって、日本は今後、中国の“一帯一路”構想の中で中国との協力を拡大していく可能性がありますか」と意見を求めた。

日中間の課題について、安倍首相は高齢化問題と環境問題に言及。「両国に共通する問題であるがゆえに、協力が重要だと思います」とした。同時に、「国際社会は大きな変化と不安定さに直面している」とした上で、「日中両国は地域や世界の平和と安定と繁栄に大きな責任を共有している中において、責任を果たすことが求められています。来年の習近平主席訪日を、この責任を果たしていくべきだという強い意志を発信する機会にしたい思います。それが求められていると思います」と再度強調した。

また、日中の経済貿易領域での関係発展について、安倍首相は「世界経済第2位の中国、第3位の日本が協力をしていくことが大変大きな力を生むと思います」と指摘。「世界においては第4次産業革命の真っ直中にあるわけですが、そのイノベーション分野においても日中の協力を進めたいと思います。そして両国の地域の経済成長に貢献していきたいと思っています」とした。

さらに、中国の“一帯一路”構想への協力については、「現在、世界には大きなインフラ需要があり、中国が進めている一帯一路についても、大坂G20サミットの場で『質の高いインフラ投資に関するG20原則』に参加国が合意しました。その原則の中において、“一帯一路”が開放性・透明性・経済性・債務の持続性という国際スタンダードに合致したものとなり、多くの国に利益をもたらすことを期待しています。また、第三国において日中が国際スタンダードに合った協力をしていくことも大変重要ではないかと思っています」とした。

安倍首相はこのほか、「隣国である日中は長い歴史を共有しているが、その中ではさまざまな出来事がありました。そして現在も隣国であるがゆえにさまざまな課題・問題が存在しているのも事実です。だからこそ率直に議論する。そして、首脳同士では胸襟を開いて意見を交換することが求められているのだろうと思います」とも語った。

最後に、記者と安倍首相は今後の五輪・パラリンピックに言及。記者は「来年は東京で五輪・パラリンピックが開かれ、22年には北京で冬季五輪・パラリンピックが開催されます。距離が近いだけあり、中国からも来年は多くの人々が大会を観戦に行くほか、チケットが非常に入手困難になっているとの声も聞いています。日本で五輪を目にしたいと強く願っている彼らに対して、何かメッセージがありますか」と尋ねた。

これに対し、安倍首相は「中国の皆さんにはぜひ日本に来ていただいて、人と人との交流を進めていただきたい。五輪は東京で開催されますが、ぜひ東京以外の小さな街にも足を運んでいただきたいと思っています。そこには日本らしさが残っています」「20年の東京五輪・パラリンピックの成功を22年の北京五輪・パラリンピックの成功につないでいきたいと思います」などと応えた。

安倍首相はこのほか、「来年は日中文化スポーツ交流推進年でもありますが、文化やスポーツなど全般において、日中両国民の交流が盛んになることを期待しています」と、国民レベルの交流の重要性を強調した。(翻訳・編集/岩谷)

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