人民網日本語版 2019年12月25日(水) 19時40分
拡大
嬉しくてたまらないといった様子で串刺しされたエサを頬張り、「特製火鍋」で誕生日を祝ってもらった帰国パンダの「明浜」(撮影・林馨)。
(1 / 2 枚)
日本で生まれ中国に帰国したジャイアントパンダ「明浜(メイヒン)」は広西壮(チワン)族自治区の柳州市動物園で23日、嬉しくてたまらないといった様子で串刺しされたエサを頬張り、「特製火鍋」で誕生日を祝ってもらっていた。日本からはるばるやって来た「パンダファン」の田中明美さんはその可愛い姿をカメラに収めようと、ひっきりなしにシャッターを切っていた。中国新聞網が伝えた。
【その他の写真】
成都パンダ繁育研究基地と和歌山県の白浜アドベンチャーワールドは1994年、初のパンダ国際協力繁殖計画を始動させ、成都パンダ基地のジャイアントパンダ「梅梅(メイメイ)」と「永明(エイメイ)」の2頭が日本にやって来た。そしてこの時から、中日国際繁殖育成協力の成果となる「浜ファミリー」の繁栄がスタートした。
2006年12月23日、「梅梅」と「永明」の間に双子のパンダ、「明浜(メイヒン)」と「愛浜(アイヒン)」が誕生し、「明浜」と「愛浜」は2012年12月に中国へ帰国した。
柳州に引っ越して7年経った「明浜」は、13歳の誕生日を迎えた。
「明浜」の成長は、日本の「パンダファン」たちの注目を常に集めてきた。田中明美さんが「明浜」の誕生日を祝うために日本から柳州を訪れたのは、今回で2度目という。「2011年に白浜アドベンチャーワールドで初めてジャイアントパンダを目にした。それが『明浜』だった。私はたちまちパンダの可愛い仕草に魅了され、その時から大のパンダファンになった」と田中さん。
パンダのことをさらに深く理解するために、田中さんは毎月のように、パンダに会うために中国各地を訪れた。「今年に入り、パンダの誕生会に40回参加した。パンダを通じて、中国人の友人がたくさんできた。中国人はとても親切で、いつも助けてもらっている」と彼女は続けた。
パンダ保護活動の一助として、田中さんは、「傲傲(アオアオ)」や「蘇珊(スーシャン)」などパンダ4頭の養育費として10万円を寄付した。
柳州市動物園宣伝・教育部の趙嘉亮部長は、「13歳になった『明浜』は、人間でいえば、不惑の年となった。園では、毎年異なったテーマで誕生会を開いている。『明浜』が各年の誕生会で違った想い出を持ってほしいと願っている。さらに、このようなイベントを通じて、より多くの青少年にパンダ愛護や動物保護について知ってほしいと期待している」と話した。(提供/人民網日本語版・編集KM)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/4/20
2018/3/2
2019/10/8
2019/8/21
2019/10/24
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る