中国の一帯一路が世界の旅行業界を変える―英メディア

Record China    2019年12月23日(月) 7時0分

拡大

19日、環球時報は、英Travelmoleサイトの記事を引用し、中国が世界の旅行業界を変えると伝えた。写真はカザフスタンの首都ヌルスルタン。

2019年12月19日、環球時報は、英Travelmoleサイトの記事を引用し、中国が世界の旅行業界を変えると伝えた。

記事は、「世界の旅行業界はすでに大きな変化を経験している」と指摘。「20年までに中国は海外旅行者数で世界一になり、年間出国者数は延べ2億人に達する見込み。現在のこのペースが続くと、49年にはこの数字がさらに多くなることが予想される。こうした旅行客は数十億ドルを旅行で消費している」とした。

その上で、「中国が提唱する『一帯一路』が旅行業界にも大きな影響を与えている」と分析。「文化や経済活動が旅行業界の中に溶け込む中で、シルクロード沿線の旅行業界は中国人の好みに合わせる必要がある。例えば、カザフスタンの国内やその周辺では、ラスベガス型の大型カジノと冬季スポーツセンターを建設すべきとの声が出ており、さらに多くの計画が出てくるだろう」と論じた。

記事は「新シルクロードは65カ国にまたがるため、中国が自らの規範、ルール、制度をつくっていくにつれ、中国の旅行業界には多くの国の旅行業界やインフラ、経済、さらにはガバナンスを新たに定義するだけの潜在力がある」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携