2020年1月16日、韓国・SBSによると、米誌USニュース＆ワールドレポートが発表した「最高の国ランキング」で韓国は20位だった。

記事によると、調査は73カ国を対象に生活の質、国力、企業の開放性、経済発展の可能性、文化遺産、企業家精神、文化的影響力、市民の資質、冒険観光の9カテゴリー、計65項目について世界の約2万人にアンケートを実施する形で行われた。

1位には4年連続でスイスが選ばれ、2位以下にはカナダ、日本、ドイツ、豪州、英国、米国、スウェーデン、オランダ、ノルウェーが続いた。フランスは12位、中国は15位、シンガポールは16位だった。

韓国は企業家精神と国力で高得点を獲得しそれぞれ8位と9位だったが、企業の開放性と冒険観光ではそれぞれ31位と55位にとどまったという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「カナダに住んでいるが、家族と過ごす時間が多いところが良い。私教育はほぼなくて医療保険費は無料。税金は少し高めだが最近の韓国とは大して差がない。英語ができるならカナダへの移住をおすすめする」「スイスは間違いなく1位だ。1カ月旅行して『先進国だな』と感じた。ドイツも認めるし日本も学ぶところの多い国」など、順位に納得する声が上がっている。

一方で「日本が3位というのは納得できない。国民は自己主張ができないし、政治への関心も低く歴史も知らない」「規則だらけの日本に住みたいと考える人はどれほどいるだろう？」など不満げな声も。

韓国の順位についても賛否両論が上がっており、「こんなにも自殺者の多い韓国が20位？高過ぎるよ」「買い被っている。韓国の運転文化を見たら市民意識は60年代で止まっていると感じる」「現在の韓国は日本と大した差がない。5位くらいが妥当」「断言する。世界に韓国より暮らしやすい国はない」などの声が見られた。（翻訳・編集/堂本）