人民網日本語版 2019年12月14日(土) 21時40分
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中国で「インスタントラーメンの多くがちぢれ麵なのはなぜか?」という投稿が検索ランキングにランク入りし、ネットユーザーの間で大きな話題となっている。現在、その投稿の閲覧数は1万4000回を超えている。
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中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で最近、「インスタントラーメンの多くがちぢれ麵なのはなぜか?」という投稿が検索ランキングにランク入りし、ネットユーザーの間で大きな話題となっている。現在、その投稿の閲覧数は1万4000回を超えている。
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中国農業大学食品科学・栄養エンジニアリング学院の范志紅(ファン・ジーホン)教授は、「インスタントラーメンの形状は栄養価とは無関係。ちぢれ麵にしているのは、そうすると運搬している時に折れにくいからだ。これは、物理学的問題だ」と説明する。
中国科学院物理所の樊秦凱(ファン・チンカイ)博士は、インスタントラーメンの多くがちぢれ麵であることの3つのメリットを挙げる。
1.折れにくい
インスタントラーメンは、高温の蒸気で熱してから、油で揚げて作られる。そのため麺はパリパリしていて折れやすくなる。しかし、ちぢれ麵にすることで、圧力がかかっても折れにくくなる。
2.コスト削減
ストレート麺にすると、カップの大きさに合わせて、麺を短くしなければならず、麺を長くしたい場合、カップを大きくしなければならない。しかし、ちぢれ麵にすることで、長い麺を折り畳むようにして、小さなカップの中に収めることができる。ちぢれ麵にすることでスペースをうまく使うことができ、コスト削減につながるというわけだ。
3.麺がむらなくほぐれる
熱湯を注ぐというのがインスタントラーメンの最も主流の作り方となる。ストレート麺と比べると、ちぢれ麵のほうが、湯が麺と麺の間に入っていきやすく、麺がむらなくほぐれ、おいしく食べることができる。
Q&Aサイト・Quoraにも同じ質問が投稿されている。ここからも世界中のインスタントラーメンファンが同じ疑問を抱いていることが見て取れる。Quoraでは、あるネットユーザーが別の理由として、「ちぢれ麵だと箸でもフォークでも食べやすい」をその理由として挙げていた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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